もう詩人は探偵に守られながら探偵の腰に手はまわさないんだろうか・・・・。
 悲。
 いいじゃん、探偵にすがりついてもー。
 占い師なんて、あの場面発明家の腕にすがりついてらっしゃるわよ。

 発明家の倒れ具合はその日によって違うようだ。
 がっつり探偵に支えられる日もあれば、そうでもない日もあり。
 でも、最近どの場面でも仲良しそうでどの場面でも萌られるのでよし。
 無闇に探偵が発明家の背中に手をまわすのが好きなんだが、ファンレターに書いたらやめられる恐れがあるので書けない。

 俳優が視界に入っていないわけではない。
 探偵の腰に手をまわさない詩人や、探偵に支えられる発明家にくらべて、酒場での俳優の行動は素敵だ。
 探偵の肩をがっつり抱いておる。
 いや、単に身長差があるから、俳優が探偵をがっつりすっぽり片手で抱いてるようになってるだけなんだけど。
 でも、ここって、俳優が探偵に
「あの侍女ちゃん可愛いよね?
 可愛いよね?」
 とつむじから花飛ばしながら相談してるところだしなあ。
 微笑ましく毎回チェックはしてるんだけど、萌・・・はないわあ。

 俳優、いい男なんだけどなあ。
 詩人とも発明家とも仲は良さそうなんだけどなあ。
 腐の臭いがまるきりないんだわあ。
 残念。

 詩人と発明家も仲良さそう。
 でも詩人と発明家はマジシャンへの片思い仲間って感じで、カップリングとしては今一つ。
 酒場の場面でライトのあたらないところで小芝居してるのが可愛いよなー。
 今日は詩人が発明家のベストに何か言ったらしく、発明家はベストのすそをもちあげて何か答えていた。
 そんで発明家の方は詩人の黄色い腰巻きを指差しておったよ。
 なんだろう。
 お互い変だと言うてらしたのか、それともほめたたえあっていたのか。(前者であってくれ)

 詩人はあの黄色いのとればどうにかなりそうだけど、発明家は、なあ・・・・。
 金色ベストを脱いだって真っ青と真っ赤の上下に紫のブーツだものなあ。

 執事も隠れキャラ(隠れてない、隠れてないよ)って感じでいい。
 執事流行りだから執事がいるとは思えないんだが、偶然だろうか。
 メイドカフェが流行ってた頃の曉のローマでリュウマサキさんが
「お帰りなさいませ 御主人様」にとても良く似たセリフを言うてた時にはねらってるとまでは思わなかったんだけど。
 執事カフェが流行った後にいてもいなくてもいいのにすんごい存在感の執事が舞台にいると
「まさか・・・ねらってる?」
 とか思っちゃうよな。

 ボディーガードは先週観劇時は殿下に投げ飛ばされてましたが、今週は投げられてませんでした。
 でも殿下の御髪のなでつけ具合はこってりになったままでしたね。
 襟足を遠慮しいしいなおしてた時には客席から笑いはおきてなかったけど、横髪をこってりなおすようになってから笑いがおきてるようです。
 だからこってりなおしに変更したのかもしれんけど。

 他人の髪を手櫛で整えるって、なんかエロいよなーとか思いつつ堪能してますよ。
 くくく。

 あー。
 なんか、だんだん千秋楽が近付いて来ちゃいました。
 悲しいけど、悲しむ前に今やってるネームを最後の遠征前に終わらせねばならんので、悲しんでるヒマがないよ。
 おおお。
 
 最後の最後までフルールやガストでネームをやって友達に心配されるのはもうごめんなんだよ〜〜
 がんばるさ〜〜〜

 ☆

 TCAだったので、腐友達もちらほらいた筈なんですが、出待ちが2回あったのと、えり友達とべったりおしゃべりしてたので、あまり会えずに残念。
 
 それでもミニマウスさんとはチケットの受け渡しがあったので御会いできて嬉しい。

 
 まあ、下手に腐友達と会うと、どこまでも会話が突き進んでしまうから、大劇場ではあえない方が吉なのかもなー。

 居候ではかわいい事を考えていますが、私の脳内では殿下とボディガードはどえらい事になっている。
 くくく。
 
 うわー
 うわー
 うわー。

 びっくりだ。
 私に舞台の上の全員の顔と名前がわかる公演観るの、初めてかも。
(宝塚観劇始めて10年超えでこの言い様)

 かっこよかったよ〜〜〜

 

 さて、私は自分が音痴なせいか、他人様の歌の上手い下手が実は全くわかりません。

 どれくらいわかんないかって、フィガロのビデオを観るまで水さんが歌がホゲー部なのに気付いてなかったくらいだ。
 ナマで観てるとあんまりかっこいいから、歌がホゲーなのなんか、気付かないんだよ・・・。
 でも映像でみるとナマで観る時ほどフィルターかかんないからわかるんだよ・・・。

 チャー様退団公演でチャー様ファンの友達に
「・・・気を悪くしたらごめんね。
 チャー様って、もしかして歌・・・得意じゃない、の?」
 とおそるおそる聞いたら
「今まで気付いてなかったの!?」
 と驚かれたくらいだ。

 でもエルドラードのエトワールに椅子からずり落ちそうになったりした程度にはナマでもあんまりホゲーだとわかるんですけどね。

 そんくらい、全くわかりません、ごめんなさい。

 いや、矢代さんくらい上手いと上手いんだなーってのはわかりますが。

 ・・・すいません、私には矢代さん以外の方は、歌が上手いのか下手なのか、本気でわかりません・・・・。

 そんくらい素人の感想ですいません。

 で、専科さんの歌なんですが、あの人たちの歌って歌唱力ではなくて表現力があるんだと思うんだが、どうでしょう。

 かっこいいし、そこにドラマがあるしするから、本当に歌が上手いのかもしれんけど。

 歌が上手いっていうより、歌詞にあるドラマを表現するのが上手いって感じがするんですよ。

 矢代さんの歌は聞いてて気持ちいいんだけど、他の人のは聞いてて楽しめるって感じで。

 的はずれな感想言ってたら本当にすいませんが。

 歌を聞いてたって言うより、かっこええもん見せてもらいましたって感じがしちゃってます。

 これで3500円かー・・・・。

 激安。

 8日を観る友達にプログラムを見せながら話してたら
「わあ、庭さんプログラムまで買ったんだ」
 って喜んでもらえたけど、ちがうの。
 エンカレだから、プログラムは1枚ものの両面印刷で座席に置いてあったの・・・。

 とことん、お安いわあ。

 京さんの歌が1曲少なくて、矢代さんの歌が1曲多かった。
 プログラムをみて「どうして?」って思ってたんですが、その、矢代さんの増えた分の歌はこばやしせんせーの作詞でらっしゃいました。
 わー・・・。
 京さんの歌減らしてでも、矢代さんに歌って欲しかったって事?
 えー・・・・。
 それってどうなのよ・・・。

 専科さんの歌が上手いのか下手なのかわかんない点で、歌詞が聞き取りにくいのがあります。

 でもあれって、伴奏が大きすぎて歌声がかきけされてるような気もする。

 その場合は、伴奏が下手って事になるのかなあ?
 9月2日の詩人はひどかった。
 私的に。

 酒場の場面で、詩人はヒロインをそれは憎しみをこめて睨んでました。
 えー。
 こないだまでは、ぶすくれた感じだっただけなのに。
 何でこんなに睨んでおるのか?
 かわいくない、睨んでる詩人はかわいくないよー?

 たぶん、酒場の場面でヒロインが登場の時に怒り具合があがったせいなんでしょうけど。
 すごい怒り爆発オーラで酒場に入ってくるようになりました。
 マジシャンもヒロインに見つかっての嫌がりっぷりがあがったしな。
 なんだか、酒場の場面は荒んでしまったのかしら。
 ・・・俳優はひとり、花飛ばしてるけどなー。
 探偵と占い師は、何も気にせず踊ってるけどなー。

 そんで、2日だったか3日だったか、侍女にコナかけてふられる詩人・・・。

 え、えー?

 詩人ってそういう子?

 キャラクターかわっちゃったのかな。

 かわいいみそっかすってポジションの可愛い屋さんだと思ってたのに。
 可愛いままでいてくれよ、詩人・・・。

 そんな詩人ですが、やっぱりと言うか、2日は例の場面で探偵の腰に手はまわさず。
 両手ともしゃがんだ己の足の上。

 つまんねー。

 ぐちぐち。

 ところがですね、翌日3日観劇してましたらねっっ

 探偵が詩人を引き寄せてしゃがみこんだ直後、詩人は探偵の腰に手をまわしたんです。

 し・か・も

 両手っっっ

 詩人ったら、両手を探偵にまわしてしがみつこうとしたんですよっっ

 萌〜〜〜

 でも、それは一瞬。

 一瞬探偵の腰に手をまわしておきながら、すぐにひっこめて、己の足の上に手をおきやがったよ。

 え?

 どういう事?

 その行動はどう読み解けばいいの?

 詩人ちゃん?

 男子たるもの、守られてばかりはいられないって事かしら。

 ただ守られるのは彼の矜持が許さないのかしら。

 がっつり探偵にしがみつく詩人も萌ですが、
 しがみつこうとして、ふと我に帰る詩人も萌です。

 がんばれ詩人。
 君がいくら攻を目指そうと、探偵の前には受になるしかないんだっ
 
 あきらめてくれ、われらの妄想のためにっっっ

 あ、でも、なんなら詩人×探偵でも・・・

 でも本当に、詩人は可愛い屋さんでいいと思うんだけどなあ。

 
 どういう方向に行きたいんだろう。

 ☆
 

 発明家がごっつかわいく見える。

 ぽわわん。

 いや、可愛い屋さんになってたわけじゃなくて、探偵とすんごい仲良しっぽくなってて嬉しい。

 初日とか、絶対どっちもマジシャンの事しか視界に入ってなかったよな。
 それは居候5人組全員そんな感じだったけど。

 なんだか、5人組が仲良くなって来てる気がします。

 なかでも、いつも二人で出てくる探偵と発明家のなかよしっぷりが大変嬉しく目につきますなあ。

 ぜったい初日とか、こんなに目と目で会話してなかったよ。
 あなたたち・・・。
 あ、目から鼻水が。
 
 一瞬の見交わす目と目ですげえ感情情報交換してそうで萌。

 わけても
「私もマレークは生きていると思ってました」
 と殿下が言うところ。

 発明家が倒れて探偵が支える所。

 もう、もう、もう。

 倒れ方がぜんっっぜんちがって来ましたよ〜〜

 初日とか、絶対、支えてくれる誰かがいるなんて頭にある倒れ方じゃなかったよね。
 とりあえず発明家が倒れるのを探偵が支えてはいたけど、探偵が支えなくても発明家は自力で立ち直ったね。

 だけど、今回観劇してたら、もう、もう、しっっかり倒れてました、発明家。
 なんかこう、探偵に体重預けてる感があったね。

 ああ、よかった。
 体重預けてもらえるくらいに倒れてもらえてるよ〜〜

 
 それと、その直前もけっこう好き。
 発明家が飛び出そうとするのを、探偵が左手だけでとめる所。
 あそこも前は他人行儀だったように思う。
 それが今回観劇してたら探偵の発明家の腕の掴み方が乱雑になってて、人間関係の距離感がちぢまってる気がしたよ〜〜〜

 ☆

 千秋楽まであと半月。
 これ以上観劇予定を増やすと仕事に差し支えるので、あと2回遠征でよしとします。
 思ったよりは観劇できなかったけど、今この日記を書いてる今も息もたえだえに疲れてるから、これくらいのぬるいおっかけっぷりが私にはあってるのかも。

 
 ☆

 友達の面白かった行動さらし。

 えり友達のOさんは、東京の茶会には行った事のない大阪人です。
 夫子供がいるので、平日昼夫に知られないように観劇していたのです。

 退団発表のあった6月22日。
 Oさんは夫さんとお寿司やデート。
 Oさんは泣き腫らした目で夫と待ち合わせのお寿司やさんに行きました。

 夫さんは美味しいお寿司をがつがつ食べ、飲んでいます。

 でもOさんは食はすすまず、箸は赤だしをまぜるばかり。

 ついに夫さんはOさんに何があったのかと問いました。

 それに対する妻の答えは。

「私、十二年間ずっと好きだった人がいるの。
 お願い、東京に行かせてっっ。」
 寿司を前に号泣する妻。

「まてっっ
 どういう事だっっ」
 あわてる夫。

「好きな宝塚の人が退団しちゃうのよう〜〜〜」

 自分の妻が宝塚を好きなのは知ってても入出に通って同じ芝居を何度も観るほどだとは知らなかった夫さんには大きな衝撃だったにちがいない。

「普通に宝塚観るのに東京行きたいって言ったら反対されたかもしれないんだけど
 泣いちゃったせいか、行きたかったら行けばいいって言ってもらえたの」
 って・・・・・。

 御会いした事もにない友人の夫さんに同情を禁じ得ません。

 長年連れ添った妻から
「私、十二年間ずっと好きだった人がいるの。
 お願い、東京に行かせてっっ。」

 って言われた男性って、脳内を高速で思考が走ったろうなあ・・・・。
 
「探偵が詩人をかばうところ」

 が、どこだかわからない。

 と友人から言われてしまいましたので、さらなる御説明を。


 ☆


 あからさまにネタばれですので、未見の方は御注意。



 ☆



 ネタばれ



 最後のパーティで、マジシャンが登場しますよね。
 そんで、悪人二人の財務長官とマチオさんが
「え?
 閉じ込めてた筈なのに?」
 っておろおろしますよね?

 下手で財務長官、上手でマチオさんがおろおろします。

 おろおろしてる二人。
 下手の財務長官のまわりを探偵と詩人がぐるぐるしながら歌ってます。

 で、財務長官アンドラージュってマジシャンが糾弾します。

 そこで財務長官は拳銃を取り出します。
 自殺しようとしてなんですが。
 それはボディガード二人がとりおさえます。

 でも拳銃を出したので、これは危ないっと、発明家はすぐそばの占い師をかばい、俳優はすぐそばの女二人をかばうのです。

 が、そこでなぜか、な〜〜ぜ〜か〜〜〜〜

 探偵はすぐそばの詩人の身体を引き寄せてしゃがみこむのです・・・・・・。

 お願い、ナマで観て下さい。
 たぶん、ぜったい、映像には残らないと思う。

 私以外にこの場面を楽しみにしてる人間にいまだ出会った事がありません。

 なんで?
 みんな年の差カップル嫌い?
 萌ない?

 というか、私の他に探偵が詩人をかばってるのに気付いてる人にすら、いまだ出会っていないですよ・・・。
 私の人脈にはリュウマサキファンがおらんのだ。
 リュウマサキさんのファンの人はどう思ってらっしゃるのかしらね、この場面。

 ☆

 こないだえり友二人とゆうひマニア二人とごいっしょに飯食ってた時に、私が詩人が探偵の腰に手をまわす話を語っていたら

「それはそんなに熱く語るポイントなの?」

 とゆうひマニアから問われ、さらに

「ちゃんと発明家は探偵を思っているよ?
 わかりにくいけど、ちゃんと演技に出てるよ?」

 とゆうひマニア二人から指導を受けました。

 マニアの目からみると、発明家は探偵を思ってくれてるらしいです。

 でも、ちゃんとは思っていないと思う。(小声)

 発明家は最近では探偵に心を許してきてるけど、初日あたりはマジシャンの事しか思ってなかったようだもの。
 いや、そう考えると千秋楽あたりには発明家も探偵にラブラブってくれるかなあ。

 小さな希望。

 ☆

 ああ、やった!

 やったよ!
 やっと待ち焦がれてた編集さんからの業務連絡が来たよ!

 え?
 業務連絡なら催促しろって?

 できないんだよ・・・。

 今日業務連絡があってすら、すげー早い連絡なんだよ・・・。
 素敵編集さんだから、きっと催促しなくても〆きり一ヵ月前より早く連絡くれるって信じてまってたんだよ・・・。

 宝塚行きたい都合で、私は無理から〆切りより早く仕事してるだけなんだよ・・・。

 明日アシスタントさんに仕上げてもらう原稿なんて9月18日〆きりのやつよ。

 編集さんが
「連休ありますし、18日着でけっこうですから」
 って言うて下さるのに、とても恥ずかしくて連休旅行に行きますから連休前に送りますとは言えなかったわ。
 明日あがるんだけどな。
 でも明日あがっても土日が絡むから原稿は家で寝るんだけどな。

 さーて、業務連絡があったのでプロットにとりかかれます。
 このプロットさえ通ってくれれば、どこかで、どこかの日程でもうあと1、2泊〜〜〜〜

(でもじっさい、プロットが通ったところで、あと、どこの日程で増やせばいいのか宝塚予定・・・今現在9月の宝塚予定は3回あるので、これでけっこういっぱいいっぱい。)

 宝塚ファンの退団公演における観劇欲ってきりがないわね・・・。

 ああ、そういえば友達がメールで

私が知る限り、ご贔屓の退団公演を一番見たのは、彩輝さんファンの方。
東京公演を、貸切を二回パスした以外、全部見たそうです。


 って。

 
 私も貸切三回パスした以外全部見たかしちゃんファンの伝説なら聞いた事ありましたけども。

 もしかして、珍しくないのか?

 普通なのか?

 それが宝塚ファンと言うものなのか!?


 ☆

 すいません、財務長官はマチオさんの方だったと指摘されました。
 マチオさんとタカキさんのファンの方すいません。
 平謝り。
 ぎゃ〜

 私がスカステに加入はしていても、スカステニュースを観てないのはヅカ友ならみんなしってる。
 だから、ニュースで美味しい映像があると遅い時間の放送を録画できるように誰かしらがメールをくれる。

 ええ、月曜日も2通メールをもらいました。

 両方午前中だったかな?
 いつもなら、充分5時か10時のニュースを録画可能だったんだけれども。

 
 録画、できなかったよ・・・。

 わたし、宝塚にいたんだよ・・・・。

 
 タカホに泊まってたから放送は視聴できたけどー。

 うわーん。

 再放送号泣希望〜〜

 うわ〜〜〜ん。

 ☆

 また観劇してきたので、また萌語りたいんだが、スケジュ−ル帳の中で仕事と観劇の予定がせめぎあってるので、また後ほど。

 倒れる発明家を支える探偵の図

 と

 詩人をかばう探偵の図

 が、なんだか観劇する度にビミョーに違う。

 28日の発明家は探偵に支えられた後で首を左右にふると言うアクションがついておった。
 なので、数秒探偵に支えられる時間が長くて嬉しい。

 詩人は探偵の腰に手をまわすのはやめたのかな??
 ちくしょう。

 27日は執事が早く走り出したのか探偵より少し先にいたので、探偵が何も言ってなかったよ。
 
 
 ☆ 

 8月23日の日記で

「なんで私の友達は会社務めしながらエリザベート25回観劇なんてできたんだろう。」
 と書きました。
 頭に描いていたのは水ファンの友人の事でした。

 しかし後日別のさえファンの友達が
「あれは私の事?」
 と思っていたらしい事が判明。

 あ、そういえばあなたも月エリザに通ってましたね。

 って・・・・。

「なんで私の友達は会社務めしながらエリザベート25回観劇なんてできたんだろう。」

 この文章にあてはまる友達が複数いると言うのも、なかなかすげえよな・・・。
 
 私はなまぬるいファンだけど、友達とくらべるからぬるいだけで、世間一般からみたら充分ハードな宝塚ファンなのかしらねえ。

 とりあえず8月の観劇予定はうちどめです。
 9月の観劇予定前に今やりかけの原稿仕上げないと。

 そんで、9月のもう1本の仕事の進行具合によっては、もう1〜2泊くらいは・・・できるかな、できないかな・・・?
 プロットさえ通ってしまえば、ネームは宝塚でもやれるから、上手く行けばどっかでもう1〜2泊できる筈なんだけどな。

 そんな感じで忙しいです。

 嘉月さんは俺の愛なんか試しちゃないんだけど、自分で自分の愛を試してるようだわ。

 ぜいはあ。
 舞台装置家大橋泰弘氏のトークショーに行ってきました。

 終演後、出待ちまで時間があったので時間つぶしのつもりで行っただけだったんだけど、大変に面白く興味深く有意義な時間を持てました。

 大橋氏が大変に魅力的な人物だった。
 トークショーに行くまで舞台装置家って職業すらよくわかってなかったし、大橋氏の事も名前だけは聞いた事があります程度にしか知らなかったんですが。

 もしも私に筆力と実力とそれを許される場があるなら、大橋氏をモデルに舞台装置家の漫画を描きたいと思った。

 たぶん、面白いものが描けそうな題材と言うか、人物でらっしゃいました。

 確かな自信と実力がかいまみえるトーク。

 ・・・。

 ただ・・・・・。

 ふだん、人前でしゃべるお仕事じゃなかったからでしょうが、すんげートークがとっちらかったけどな。
 司会者がすんげー苦労してた。

 実力のある職人さんで、かつ、そこらへんのおっちゃんテイストな方でなあ。

 御機嫌でトークなさるんですが、ホントにもう、話題があっちとびこっちとびして、あんなとっちらかったトーク他に覚えがない。

 台本とかは用意してなかったんでしょうな。

 当日客席から集めた質問を司会者が読みながら進行して行く形だったんだけど、大橋氏は質問に答えようとしながら、別の話はじめちゃうからねえ。

「蘭の花(次回星公演)は?」
 
 って司会者が聞いてるのに

「ランと言えば明日オオトリランとゴルフに行く」

 とか答えてたしな・・・・。
 自慢したかったんだろうな。
 なんかこう・・・客席にいると

「あー。
 普通のおっちゃんなのねえ。」

 と思うだけだけど、司会者は困ったろうなあ。

 適当に記憶に残ってる部分を書いておきます。


 予算がないと言うのを、何度も言うてました。

「色々ありますからねえ、予算とか」

 って。
 色々って、予算の事しか言わなかったけど。

 次回花組公演の脚本がいつまでも仕上がらなかったんだそうです。

 そこで大橋氏が言ったのが
「これ以上のびたら、うちではできない。
 外注に出したら予算が3倍はかかりますよ。」
 と脚本をせっついたとか。

 喜劇か悲劇か、それすら教えてもらえない。
 人が死ぬのかと聞けば
「去って行くんだ」
 と答えられたとか。
(死なないのかな?)

 
 過去にやりたくて出来なかった装置はありますか?

 との質問には
「予算がなくて出来なかった事はたくさんあります」
 と答えてて、まあ、そうだろうなあと思いつつ聞いてました。

 でも、昔やろうとしたので、2階から花道までの階段を作って、そこを通って舞台におろそうと考えたらしいです。
 でもそれは、2階から階段をおりて来てては時間がかかってダメだろうと考えた大橋氏。
 すべり台にしようと考えたそうです。

 て言うのを提案したら

「お前はバカかと言われました」

 と。

 うん・・・・。
 2階からすべり台でおりてこられても、2階の人は見えるけど、1階の人はみえないですしねえ・・・。

 そもそも、客席の上を役者が浮いて移動ってのが、ダメらしいですね。
 安全面の問題で。
 ピーターパンなんかは特別の許可をもらってやってるんだとおっしゃってましたよ。

 で、すべり台にダメ出しされた大橋氏は

「だったら、生徒の通る下の席は売らないでおけばいい」

 と提案なさったそうで。

 もっと怒られたそうです。

 本気・・・だったのかなあ・・・・・。

 装置の最終的な決定権は演出家にあるのだとか。
 そう言いながら
「しょせん素人ですから」
 と演出家の事を言うていたのが、へーって感じ。

 装置をどう動かせばどういう効果が出るかは、演出家より装置家の方がわかってるって事なんだろうな。

 
 正塚先生のお仕事はやりやすいそうです。
 理由は
「おまかせ」
 だから。
 後ろのカーテンの色とか、マホガニー調の家具とかの指定はあるけど、ほとんど装置家にお任せなんだそうです。
 助かるらしいですよ。
 予算的に。

 皇太子の家も居候の多いマジシャンの家も、ほとんど変わらないんだけど、皇太子が皇太子らしくしてればそこは皇太子の家で、マジシャンがマジシャンらしくしてればそこはマジシャンの家になるんだ、と。

 全くその通りだろうなあと思いながら聞いてました。

 
 愛短は苦労したとか。
「4日間ずっと船の上でしたから」
 って。

 なるほど。
 学園漫画で32ページずっと教室の中にいたら背景に困るようなものなんだろうな。

 愛短の時は小道具さんが大変だったそうです。

 みんな小道具もって奈落にスタンバイだったそうで。
 あれは、場面転換は小道具のとっかえだったんだっけ?

 で、いくらなんでももたないと大橋氏が訴えたら
「それじゃあ自殺でも」
 と、正塚先生が自殺場面を挿入したとか。

 
 MAHOROBAの方は、去年からずっと謝先生からああしたいこうしたいとの電話が鳴りっぱなしだったとか。

 多い時では8〜9件の仕事をかかえているんだけれども、そういう早くから話のすすむものもあれば、いつまでも脚本の仕上がらないものもあって、色々大変らしいです。

 
 高い所に立てないスターさんのお話とか、高いところが全く平気で、平気どころか安全ベルトをつけてくれない大地真央さんの話とか。
 高いところで、ちょっと何かあったら落ちてしまうような装置だったので、安全ベルトをつけて欲しいスタッフさん。
 でも、安全ベルトをつけておくと、おりて来た時に外さなきゃならない。
 それが大地さん的にはかっこよくないと御考えだったようで。
 スタッフがいくら
「安全ベルトして」
 と言うても
「はい」
 と答えて安全ベルトをはめてあがっていっても、あがったところでポチッっとベルトをはずしてしまうんだ、と。

 怖がりでダメなスターさんの時は怖く無いけど、怖いもの知らずのスターさんの時の方が何かあるんじゃないかとスタッフさんの方が怖かったそうです。

 30分の予定だったけど、40分くらいはトークがあったんじゃないかな。

 スカステのカメラが入っていたけど、あれ、全部編集無しで放送できるのかな?

 また、どなたかスタッフさんのトークショーがあったら行ってみたいです。
 
 宝塚行ってました。
 ゆうひ茶に連れてってもらってました。

 ☆

 な、何しでかすんだあの色男。

 びっくりしたよ、びっくりしたよ、萌死ぬかと思ったよ!

 ゆうひちゃんはお茶会に白い浴衣であらわれました。

 ぎゃー。

 白い浴衣があんなに殺人的な萌コスプレだなんて、知らんかったよ!

 ぎゃー。

 なんだよ、なんであの男はああまでコスプレが似合うかなっっ

 今まで舞台の上に私が観ていたのが

「ゆうひちゃん」

と呼ばれている生き物ならば、茶会にあらわれた白い浴衣コスプレのあのお方は

「おゆうひさまさまと呼ぶしかねえっっ」

 ていうくらいのグレードですよ。
 あの美しさならば世界征服してもおかしくないですよ。

 入場のとたんにどよめきがおきました。
 どよめくわ。
 どよめかないでおれと言うのが無理ですわ。

 浴衣なんだけどグレーの衿をつけてらっしゃいました。
 グレーの帯です。
 当然歩き方も男前です。

 いやー・・・・。

 たかが白い浴衣の筈なんですけどねえ・・・・。
 なんでゆうひさんが着用すると、あそこまでたまらん萌コスプレになりますかねえ。

 いやあいやあ。
 もうう、おばちゃん膝をたたいて大興奮っっっ
 でも大丈夫なの。
 たぶん、みんな全員もれなく大興奮だったから。

 流れ作業な握手会もあり。

 きゃ〜〜
 ゆうひちゃんと握手〜〜
 と思って自分の番になりましてな。
 握手してもらうじゃないですか。
 きゃ〜〜〜
 と思いましてな。
 手元ばかりみてまして。
 ああ、いやいや、せっかく美青年の至近距離にきたんだから顔も拝んでおきましょうと思って視線をあげましたらな。

 微笑んでやがります、あの色男。

 ごぶっ(心が吐血する音)

 あ、ありえねえ!

 握手のできる至近距離でおゆうひさまさまの微笑みなんて、俺の人生にありえねえ!

 なんでも握手会の時は全員の顔を見て微笑んで下さるらしいですよ。
 茶会に連れてってくれた友人が言うてました。

 ふぎゃー。

 萌のあまりのたうちまわるー。

 自分の握手の番が終わって席にもどって萌狂ってたら、連れてってくれた友人が静かに
「・・・あなたは○○ちゃんのお茶会に連れて行った時は、そんなに喜んでなかったわよね。」
 とおっしゃいました。
 あ。
 そうだっけ。
 そりゃそうだ。
 コスプレゆうひさんより私を萌させるのは本命様くらいしかおらんからなあ。
「ああ・・・。
 そう・・・だった・・ねえ。」
 でもまあ、可愛い下級生ちゃんのお茶会だったものー。
 浴衣ゆうひさんほどにははしゃげないわよ〜〜
 許してよ〜〜
 のほほん。
「・・・○○ちゃん(友人大本命様)のお茶会の時も、ここまでは喜んでなかったわよね?」
 ほ、微笑みが怖いです我が友よ。
 げび。
 あ、ああ・・・。
 そうだっけ?
 スター様のお茶会だったから、それなりに萌えてはいたと思うんだけど。
 でも、まあ・・・・。

 君の大本命様は茶会でコスプレはなさらんじゃったけんのう・・・・。
 ご、ごめん。

 わ、私だって、普通のゆうひさんならここまではしゃがなかったと思うのよ?

 でも、だって、白い浴衣よ?

 白い浴衣の美青年にはしゃがないような女は宝塚ファンなんかやってないじゃない!
 仕方ないのよ!

 ご、ごめん。

 己の萌をとめられなくて。

 萌死ぬかと思った。

 ゲームの時にゆうひさんが会場内のあちこちのテーブルを移動なさったんですけどね、運よくゆうひさんに来てもらえたテーブルは、そりゃあおおはしゃぎしてらっしゃいましたよ。

 そんで、どっかのテーブルでゲームを進行しながらゆうひさんが
「写真取りすぎ!」
 とファンをいさめてらしたんですけどね。
 無理だろ。
 その美貌でコスプレしてファンの前にあらわれておいて、写真とるのを我慢せえいうのが無理ですわ。
 いや、確かにまあ、すっげー連続シャッター音だったから、とめたくなるのもわかるけどな。

 あんなにシャッター音のすごい茶会、初めてだ。

 ゲームは縁日でゆうひさんが何をするか・・みたいなアンケート?
 ゆうひさんがどう答えるかを各テーブルが当てるってやつでした。
 
 ゲームそのものはどうでもいいんだが、ゲームしながらのゆうひさんのトークがかわいくてえがったですよ。

 縁日ではどのお面を買うかって質問の時は
「仮面ライダー電王」の電王をどう読めばいいのかわからなかったらしくて、すごく自信なさげに
「でん・・おう?」
 と読み、さらに続いて
「ゲキレッド?
 わかんない」
 と言うてらっしゃいました。
 それがだだっ子っぽくて萌。
 ゆうひさんが選んだのはバイキンマンなんだけど、後で
「バイキンマングッズとか入れないでよ」
 ともおっしゃってました。
 ・・・似合いそうだけどな、バイキンマングッズ・・・・。

 縁日から帰ってみたいTVは女帝と答えてました。
「はまってます」って。
 山田太郎ものがたりも何回か見たそうで、ドラマお好きなんですかね?
 

 トークの中で司会者さんと意思の疎通ができなかった所がありました。
 そんで、そこで、ゆうひさんが
「もう〜
 ファンが減ったらどうしてくれるのよう」
 とかおっしゃってたんですが。

 いくらファンが減っても、ゆうひさんならコスプレ一発でファンはみんな戻ってくるよ・・・・。

 
 なんなら、入り出でコスプレしたら、ファン倍増どころか万倍に増えるんじゃないでしょうかねえ。

 その他トークは

 発明家はしょーもないものを発明してるに違い無い、とか。
 
 MAHOROBAでは謝先生がサルメとサダルはあまり踊らないとおっしゃるのでそう思って、きりやさんとビリーブートの動きをやってたら、けっこう踊ってた、とか。
 謝先生から指定が入る前に、隣り合って座ってるきりやさんと台本を見ながら、ここはこうでああでと予想(妄想とおっしゃってたけど)してた、とか。

 そんなような事をお話されてましたよ。

 まあ、何話してたかなんて、白い浴衣のゆうひさんがどれほど萌だったかって事にくらべればどうでもいいんだがな。

 あー。

 たまらんかったな〜〜〜

 友達には下心満載で
「バウの時もお茶会ってあるの?」
 と、たぶんお茶会があるであろうと知りつつ問うておきました。
 お誘いのお声がかかりますように、かかりますように〜〜〜

 ☆

 ちょっとした悲しみ。

 ゆうひ茶行ってたら、嘉月さんの出待ちに間に合わなかったよう〜〜
 その日は嘉月さんは新人公演のお稽古を見るとかで、出が9時過ぎって言われてましてね。
 そんならお茶会終わってからでも出ができてラッキ〜〜とか思ってたんですが。
 
 間に合わんかったよ・・・。

 よその色男にふらふらしてたむくいかしら。
 
 
 木曜金曜と宝塚観劇して来ました〜〜

 月曜に会ったえり友達に
「お久しぶりね〜」
 と言われました〜〜

 ほほほ、そうね、丸二日も会わなかったんだものねっ

 ほほほ。

 初日開けて二週間もたったので、いい加減ネタばれ感想を書いてもいいかな?

 とも思うんですが。

 わたし、なにせ、腐女子ですから。

 まず語るならば萌からだよな。

 さて、探偵と発明家にはもうちょっとラブって欲しいと思う今日このごろの私ですが、詩人にも目をつけております。

 クライマックスで悪人が拳銃を出した所。

 発明家は男らしく占い師をかばってます。
 俳優は男らしく女二人をかばってます。

 なのに。

 探偵は何故か。

 何故か詩人をかばってるんだけど、見てる?

 ねえ、みんなあの萌場面は見てるかなっっ???

 発明家も俳優もきりりと立ったままで両手を広げて女の前に位置して女をかばってるじゃないですか。

 なのに、なのに、探偵ったらっっっっ

 詩人の両腕を掴んで引き寄せて、床に膝を着いてるんですよう〜〜
 両手で詩人を掴んでいるんですよう〜〜

 そんで、そんで、そんで、詩人がまた探偵の腰に手をまわしてるんですよう〜〜〜〜

 もうう、おばちゃん鼻血吹くがな。

 頼ってるの?
 探偵を頼ってるのね、詩人!
 あああ、黒燕尾の男二人が抱きあっているわ!

 ああ、詩人。
 君がもうちょっと探偵にしがみついてくれても、おばちゃん嬉しいんだけどな。
 にこにこ。

 なんで、その場に大量にいる貴婦人ではなくて、詩人をかばうのかな、探偵さん。
 にやにや。

 なんで、素直に身体掴まれて従うかな、詩人ちゃん。
 にやにや。

 にやにや。

 ああんもう、マジシャンは素敵好き場面と萌場面がてんこもりなので、何度見てもあきないよう〜〜
 じたばたじたばた。
 
 萌死ぬよう〜〜

 じたばたじたばた。

 
 なんて探偵に萌てるけど、同人誌出すとしたら殿下かなー。
(出しませんよ)
 
 殿下とボディガード二人が私の妄想をかきたてます。

 マレークを失って失意の殿下を誰かがなぐさめたと思うんですよ。
 でも、あの漢らしい侍女3人組にそんな細やかな気配りができようか。
 否できまい。
 
 きっと、失意の殿下に細やかな気配りをしておなぐさめ申し上げたのはボディガード二人組にちがいないと思うのー。

 思うのー。

 思うよね〜?
(同意を求めています)

 でなきゃ、ボディガードがあんなに美形な必要ないじゃーん。
 ぐふふふふ。
 ああんもう、ああんもう。

 あらゆるシュチエーションでボディガードが殿下に
「失礼します」
 って言ってる場面を想像するね。

 しちゃうよね。

 己の妄想力に乾杯だね。

 でも語る相手がいないの!

 木曜日に出待ちの後いっしょに飯食ったのはえり友達だったもんだから、腐った会話できなかったし。
 金曜日にいっしょに観劇した奥富は御飯のしたくがあるからと観劇後はさくさく帰ってしまったので萌話はできんかった・・・。

 まあ、いい。

 今度の観劇予定日は腐友達と会う予定だから、存分に腐った会話を楽しめるだろう。
 

 ☆

 ただいまネームをファックスしてる仕事先の編集さんが夏期休暇中で仕事を進められません。
 ネームのOKが出たらアシスタントさんと予定をあわせて、アシスタントさんの来ない日に観劇に行くつもりなんだけど、まだ予定が立てられないですよう。
 
 上手く予定をやりくりできたら、もうちょっと観劇予定日増やしたいんだけどなー。

 けっこう通ってるつもりなんだけど、まだ観劇数は10回。

 この後の観劇予定は今のところ後8回、全部で20回は観ないんじゃなかろうか。

 いや、自分比では今までに比べて本当にけっこう通ってるつもりなんだけど・・・。
 
 あんまり回数見れないもんですねえ。

 ☆

 ネタばれになりそうな感想はまたそのうち。
 書くかな・・・。
 萌日記書くのに忙しかったら書かないかもな。
 トークショーが4時30分開演。

 1時公演が終わったのが、4時10分くらい?
 
 嘉月さんの出待ちをしたかったので、トークショーはあきらめてたんですが、何故か観れました。

 何故なら、嘉月さんもトークショーを御覧になられたからでございます。

 今日の出待ちは即出だからと言われたので、まさか?と思ったけど、やっぱりトークショー観賞のためでした。

 嘉月さんの即出はねえ、本当に早いですよ?
 客席からのんびり終演後にガードに行くと、何故か舞台にたってた筈の人の方が先に化粧を落として出ちゃってますから。

 そんなわけで、トークショーを観に行く人の出待ちをしたので、出待ちの後でダッシュでチケット買ってもトークショーに間に合ったのでした。

 そんな出が出来た方は他にはいらっしゃらなくて、客席に生徒は嘉月さんだけでしたけども。
 ・・・やっぱり普通は無理だよなー。
 なんで1時公演に出演した後、風呂にまでちゃんと入って4時半開演のトークショーに間に合うんだ・・・・。

 さてさて、トークショーは面白かったです。

 椿の場面、あの椿はヤマトタケルから流れる血の一滴一滴だったんだそうですよ。
 知らんかった。
 気付かんかった。
 あそこでヤマトタケルが死んでるのはわかったけど、そこまではわからんかった。
 へー。

 ヤマトタケルが死にそうになった時に後ろでスサノオが剣をたからかに持ち上げるじゃないですか。
 私はあそこ、てっきりスサノオがヤマトタケルから剣を奪った、つまり命を奪った・・んだと思ってたんですが。
 違ってました。
 謝先生のトークによると、あそこで鬼に奪われた剣をスサノオが取り戻したのだと言う事らしいです。
 でないと、草薙の剣が天皇家に戻って来ないから。

 ここんとこは、古事記では草薙の剣はミヤズ姫に預けた事になってるのを謝先生が変えたそうです。
(古事記では草薙の剣はヤマトタケルの命だったので、ミヤズ姫に預けて手放したために命を落としたって事になっている)

 へー。

 そんじゃあ、三貴神の、とくにスサノオがちょろちょろ出てるのって、ヤマトタケルを見守ってるだけなのかなあ???

 上妻さんとのトークも面白かったです。
 出来た曲を
「5秒のばして下さい」
 とか
「30秒で」
 とか、秒数で指定がある事があまりないんだそうで、大変だった・・ってお話とかされてました。

 生演奏も聞かせてもらえたし、退屈しない1時間でした。

 トークショーの後はもう一度嘉月さんの出待ちができて、ほくほくー。

 ☆

 当日はロビーで上妻さんのCDを販売。
 そこで買うと握手権がもらえたのでした。
 
 私は嘉月さんの出待ちがあったので、握手はあきらめたんだけど。
 握手したかったと言うと、どうして?と若い友達に驚かれる。
「若い男の手を握れる機会なんて滅多にないからな」
 と答えてあきれられる。
 すまんな、年々実も蓋もなくなって来ておってな。

 上妻さんの握手権付きのCDなら、トークショーの後よりも、大劇場公演の終演後とかの方が売れるんじゃないのかなあ。
 

きり茶

2007年8月12日 宝塚
 きり茶にもぐりこんで来ました〜〜〜
 でへへへへ〜〜〜

 きりやんは美人だねえ。(宝塚ファンはみんな知っていますよ)
 でへへへへ〜〜〜

 トークはそつなくて賢い印象。
 トークが上手いのって頭いいんだと思う。
 
 クマソの女装についてのお話が面白かったです。

「どうやってもキュートになってしまうんですよね」
 と笑いをとるトークで入ってましたが、いやあ、ほんとにあそこかわいらしいから。
 キュートです。
 下級生の坊や達がヨダレをながすようにやってくれてるのが嬉しいと、そういうような事をおっしゃってました。
 じっさい、あそこ、まどわされてるクマソの男達、でれでれだもんな。
 すんごい嬉しそうにサルメの後を追ってはけていくものな・・・。

 マジシャンでは
 最初の構想ではクライマックス場面には王と王妃が出て来る予定だったのだとか。
 専科のお二人は王と王妃の予定だったんだそうです。
 お父さんとお母さんで出て欲しかった、とおっしゃってました。

 あとはまあ、詳しい事はきっと熱心なファンの人がどっかでレポートしてるでしょうから、そっちを検索なさって下さい。

 いやあしかし・・・。

 やっぱり、ナマはええわ〜〜

 舞台の上で見るのも美人さんだけど、茶会でナマで見ると本当に美人だわ〜〜
 眼福だわ〜〜
 握手させてもらえるんだけど、それは一瞬なんだけど、でも、至近距離で美人みると寿命がのびるわ〜〜〜〜〜〜
 最後のお茶会と言う事で。

 あまりなぶっちゃけトークが多くて、一ファンがブログに書いていいかどうかわかんないと言うか、書いちゃあかんやろうなトークが多くて、何も書けません。

 び、びっくりしたー。

 いろいろ。

 すごく気になってるのは予科生の時に好きな上級生に寮でドーナツを作ってあげたと言う話で・・・・
 だ、だれ?
 どなたに????

 そげなヲトメな事をなすってらしたんで???

 の件。

 ぶっちゃけトークと言いましても、予科生の頃とかの昔の笑い話。
 面白かったよー。

 書けないけど。
 あーあーあーあーあー。

 あー!

 いやあ、気付かなかった。

 いっしょに観劇してた友達が気づいて教えてくれたんだけど、言われたら全くその通りだ。

 墓守り、カタコンベ、狂気の女、2人組の男、愛読書のシェイクスピア。

 作品中に、ヒントはちりばめられていたのに、友達に解説されるまで全く気付かなかったよ。

 ハムレットです。

 マジシャンはハムレットをモチーフに作られた作品でした。

 気付いてた?
 みんな気付いてました?

 いま

 あー!

 って思わなかった?

 観劇後気付いた友達が目を輝かせて解説してくれたけど、こーれは気付いたら気持ち良かったろうなー。

 発明家と探偵はだからスター様と副組長と言う配役なのに、同じ比重だったんだ。

 おそろいの衣装なんだ。

 だって、見分けのつかないくらいそっくりな男二人が必要だったんだもの。

 あーあーあーあーあー。

 なあ!

 すごいよハリー!

 天才だよ!

 ハムレットを念頭に置いて観劇すると、もう、そこここにハムレットがちりばめられています。
 すっげーすっげーすっげーーー!
 ハリー天才!

 これに気付いた友達はまだ遠征中。
 後で自分のブログで解説を書くと言うていたので、友達が解説を書いたらアドレスを貼っておきますね。
 私が解説を書くよりは、友達のブログを読んだ方がわかりがよかろう。

 何度も名前を聞いたのに、元ネタの男二人の名前を覚えられない婆。

 やっぱり自分より知識が多くて分析能力のある友達と観劇するのはいいね!
 得るものがあるね!
 友達の脳味噌は私のためにあるよね!

 私なんかは

 正塚作品なのに主人公がちゃんと働いて友達を養ってる。

 なんて所に驚いてたんだがな。

 あと、発明家と探偵の間にラブがないのにのたうってます。
 発明家も探偵もマジシャンに激ラブで、お互いは眼中に無さそうなんだよな・・・・。
 なんでー。
 なんでそこまで愛のない関係なんだー。

 皇太子妃の部屋でよろけた発明家を探偵が支える場面ですが。

 もっと盛大に発明家にはよろけていただきたい。

 もっと盛大に探偵の胸に崩れ落ちていただきたい。

 せっかくよろけたのに、立ち直るの早すぎー!

 ぎゃあぎゃあ。

 なんて所にばかり目がいってたんだがな。

 いやあー。

 ハムレットだよ〜〜〜〜

 ☆

 謝先生にサインをいただく。

 ほくほく。

 しかし、宝塚で好きな演出家様にサインをいただくのははじめてではないが。

「マホロバ饅頭買ってきたの。
 あなたもどう?」

 と買ってきたばかりのマホロバ饅頭を見せられたのははじめてだ。
 わー。

 マホロバ饅頭でよかったっけ?
 マホロバクッキーだっけ?
 大劇場のお土産で売ってるやつ、な。

 普通に劇場の売店で品物御覧になってました。

 ほくほく。

 嬉。

 

 

月組初日

2007年8月3日 宝塚
 初日から観劇して参りました。

 今回、MAHOROBAもマジシャンもどっちも感想書き辛いですよ。

 
 ☆

 
 MAHOROBAで感想を書き辛いのは私が全体を観ていないから。

 大体、いつもそうなんだけど、最初の5〜6回観劇するくらいの間は
「嘉月さんはどこ〜キョロキョロ〜」
 で
「きゃ〜嘉月さあん〜〜」
 なわけで、私は嘉月さんしか観てませんのでな・・・。
 
 全体をよく把握しておりません。

 それでも、普通のショーならそんな楽しみ方で特に問題もないのだが。

 MAHOROBAって、もしかしてけっこう緻密なストーリー構成じゃないかと思うんだけど、どうか。

 基本は古事記。
 すっごい、はしょってるけど・・・。
 ヤマトタケルの物語りを描くのにオオウスが出て来ないってのもすごいよな。
 オオウスが出て来ないのにオウスがクマソ退治を命じられます。
 ええ、オウスの父はにこやかにオウスを送りだしています。

 え、えー・・・。

 クマソ退治で女装してるのもいきなりだし。
 
 古事記を期待して行くとあまりのはしょり具合に

 え、えー・・・。

 って感じなんで、初回は私は
「つ、つまんな・・・?」
 とか思ってしまいましたよ。

 嘉月さん捜しに忙しくて、全体なんか観てなかったから。

 でも2回3回観るうちに
「もしかして?」
 みたいに思えてきました。

 最初っから全体を観てる人は、最初っから着目するところなのかな。

 ショーのメインは悲劇のヒーローヤマトタケルの物語りなんだけど、ずっとスサノオがちょろちょろしてるんですわ。
 ヤマトタケルの最後なんて、まるでスサノオがその死をあやつったのかと思えるような演出でもあるし。

 二人の悲劇のヒーローの存在が無意味なものだとは思えない。

 ここからストーリーを読み解くとさらに深いんじゃないかしら。

 と思いつつも、さらに観劇した4回目はSS席であったので全体なんか観ずに舞台が近いのにうかれてきゃあきゃあ嬉しく観劇してた時間がすぎてしまっていたがな。
 
 もう何回か観たら、落着いて全体を読み解く気持ちになれるやも。

 
 オウスが女装してクマソを倒す時になぜかサルメとサダルも女装してましたが。

 ・・・サダルは別に女装なんかしなくても、お色気作戦展開できるんじゃないのかなあとか思ってしまったよ。

 
 嘉月さんが常に(オオワダツミは怒ってるし、雪の場面では笑ってないけど)顔全体で笑ってるのにやられる。
 ラストのみんなが白鷺になっているところ。
 すっげーいい笑顔の嘉月さんを観てると幕がおりて来て、ちょっと来る。
 あそこは油断すると泣きそうでやばいです。

 ☆

 マジシャンはうっかりネタばれしそうなので感想を書くのがむずかしいです。

 いかにも
「時間内におさまりませんでしたのでカットしまくりました」
 っぽい物足りない感じがするんですが。
 かえってテンポが早くなってていいのかも。
 削るのはもったいなかっただろうなってエピソードが削られてると推察するんだが、削っちゃいけないエピソードは削ってなさそうな、そんな感じ。
 
 腐女子的には萌がいっぱい。
 
 燕尾来てるだけで女子として嬉しい。

 マジシャンの住むお家はイケメンの館と名付けたい。
 ・・・そしてできれば、マジシャンには居候達のお洋服もコーディネイトしてあげていただきたい・・・。
 発明家、せっかくの美貌なのになんでそんな服・・・。
 詩人と俳優のセンスもよくわからん。
 探偵は私の目がくらんでいるのでよくわからん。

 うらやましいのは占い師。

 どんな手を使ってあの屋敷に住み着いたのだろうか。
 うらやましい。

 あああ、あの屋敷内での人間関係をもっともっと描いて欲しかった。

 友達が
「執事が何かあるかと思ったら何もなかった」
 と言うてました。
 執事がなんかこう、意味ありげ〜に常に屋敷の場面では存在してるんだけど、結局意味なかったんですわ。
 あれは役者に力量がありすぎて、無駄に意味ありげになっちゃったのか。
 それとも意味ある役だったのにカットされたのか、どっちだろう。

 皇太子のマジシャンへの激ラブっぷりがまた素敵。
 皇太子はきっと一生マジシャンの事を大事な友人とか思ってそうだ。
 にやにや。

 皇太子のボディガード二人もまたよろしゅうございますなあ。

 とりあえず、男役がみんな見目よいのがいいです。
 おっさんだの子供だのホクロだのになってないだけでいいよ。
 そうだよ、宝塚ってのはこうでないと。
 かっこいい男役がわんさと出ていてくれないと!

 かなみさん素敵。
 今までの役で一番かっこいいかも〜
 女の子が頑張っててかっこいいのって、宝塚ではなかなかないよね〜〜
 素敵すてき〜〜

 えー。
 私が一番気になってる場面は発明家が探偵に
「お前を食べちゃうぞ〜」
 と両手をあげて襲いかかろうとするところ。
 探偵は
「いつでも食べてー」
 とかわしてしまうのですが。

 な、なんなんだろう、この場面。

 素直に萌てていいんだろうか。

 あと、発明家はマジシャンに
「大好きなのに」
 と良いながら腕を組んですりよって行く場面があるんですが。

 は、発明家って・・・・・・。

 演じてるのがクールビューティ様なので、ちょっと素直に受け止められないんだけど・・・・。

 可愛い屋さん?

 もしかして発明家って、可愛い屋さんな役どころなのかなあ????
(衣装がアレだけど)(まあそれは見ないふりして)

 100点満点すっごい素敵最高!

 とまでは言えないけど。
 重箱の隅はあるし。

 何度も観たいと思える面白さ。
 
 いいよいいよ〜〜

 何度も観ますよ〜〜

 またネタばれが気にならない頃に感想書きたいです。

 ☆

 初日観劇したあと、あちこちに速報メールを打つ。
 
 アナザちゃんから
「隊長のメールと違いすぎ」
 と返信がある。

 ああ・・・。
 隊長真面目だからね。
 腐女子の私とのメールはそりゃ、違うだろうね。

 続いてアナザちゃんからのメールに
「隊長に優しくしてあげて」
 とある。

 ああ、そうだねえ。

 初日は隊長と並んで観劇してました。
 マジシャンが終わって、満足ご機嫌な私は
「面白かったねええ!」
 と笑顔で隊長に話しかけたんですが。
 隊長はハンカチで涙をぬぐいながら
「・・・最後に黒燕尾が観れて良かった・・・」
 と言うておったのです・・・。

 しょ、初日から泣いていては東京の楽まで持たないんじゃ・・・・。

 あ、あわわわ。

 うん、そうだねえ、隊長には優しくしないとね。

 っと、上記の事をアナザちゃんにメールしたら
「二人の姿が目に浮かぶ」
 と返信が来てしまったよ。

 そんで、出待ちに行く道すがらにドラ町さんと合流したんだけど、ドラ町さんも泣いていた、と、言う、事・・・です・・・。

 やっぱり、泣いちゃうんだなー。

 私はここは泣きそうだなーとは思うけど、まだ泣いてはないです。
 その内私も泣くのかなー。

 
 ☆

 初日からの3日間はけっこうしんどかった〜〜

 初日は家を出たら台風のなごりで雨がきつくて、バス停に着くまでにずぶ濡れになっちゃった。
 宝塚に着いたら雨はやんでて、それはいいけど、すんごい蒸してしんどかった。
 さらに、3、4日は宝塚は花火の日で人込みがすごくてしんどかった。
 や、久しぶりに生で花火観賞して楽しんできましたけれども。

 日中の移動中は照りつける暑さで、出待ちの頃は立ったり座ったりの度に立ちくらみしてしまう湿度。

 3泊4日宝塚はしんどいから、2泊3日で予定を組んでおいたんですが、2泊3日しかしてないのにしんどかったよ・・・。

 帰宅してからしんどいと隊長に泣きのメールを入れたら隊長もしんどいと返信がありました。

 だよね〜

 暑いだけならしのげない事もないと思うんだけど、湿度が辛いね〜

 最後だからとがっついてダブルヘッダーしたのがやばかったのかなー。
 ダブルの後に出待ちして花火みた日にゃあ、ホテルに帰ってすぐ寝てしまいましたよ。

 千秋楽までの間に体力が尽きてしまうのが一番怖いので体調には気をつけたいです。

「○月×日なら良い席あるんだけど」
 と声をかけてもらうのに、全て
「ありがとうございます、是非!!!!」
 と答えて帰宅してきました。
 がんばれ俺の体力。

 複数の友人から
「姿をみつけたので手をふってアピールしたのに気付かなかったね」
 ってなメールをもらう。

 ・・・・・・・。

 ご、ごめん・・・。

 気付かなかったのは一人だけじゃないから、簡便して〜〜

 8月は〆きりがないけど、9月は普通に〆きりがあるので、今の内からどうにかしておきたいです。
 観劇の合間に仕事がんばらなくては〜〜〜

 でも、2泊3日の宝塚なら帰宅した翌日も働けると思ったんだけど、常に暑かったら毎回帰宅の翌日はゾンビかも。
 し、仕事が〜〜〜

 あと、初日は台風のせいで交通の遅れが怖かったから無駄に早く家を出ましたが、8月中はずっと台風が怖いから常に無駄に早く家を出るべきなのか。
 
 ○月○日と×月×日のチケット、どっちかまわすよ、どっちがいい?

 わー、どっちでもいいけど、そんじゃあ○月○日〜

 なんてメールをやりとりをした直後に

 ○月○日なら前方席譲れるんだけど。

 と別口からメールが入る今日この頃。
 悲。

 そんで、すんげー良い席が手に入りそうな日時に限って会チケ頼んでる運命の呪い。

 今回、観劇予定日が多いのと、最後だから燃えているのとで鼻息荒く「求チケット」と額に書いて生きている。
 そんで、色々大変。

 ぜいはあ。

 友達の遠征予定が微妙にずれて重なっていない。
 Aちゃんの遠征予定の翌日からBちゃんが遠征かけてて、その4日後からCさんの遠征。
 わ、私、どの人にも会いたいしお泊まりデートしたいんだけど、その場合はどう予定組んだらいいの?
 深く考えず、どの人の遠征予定にも私もムラ入りすればいいだけなのかしら。
 絶対貧血起こしそうな自信があるわ。

 ぜいはあ。

 白装束もまだ手に入れていない。

 宝塚ファンは好きな人の退団公演の千秋楽では全身白づくめの白装束を着る習わしがあるんだとオタ友に教えるとたいていみんな知らない。
 
 白・・・。

 真っ白い服でサイズが、何よりウエストサイズが合う服が・・・・・・・。
 ふらりとお店に行ってあるんだろうか。
 
 ぜいはあ。

 取りあえず7月〆きりのお仕事は終えたし、何故か8月〆きりのお仕事はないので、8月前半は煩悩のままにかっとばします。

 ぜいはあ。

 え?
 偶然ですよ。
 8月に〆きりがないのは偶然ですとも。
 偶然って事にしといて下さい。

 漫画家になってから漫画より優先したのは母親の健康問題だけでした。
 宝塚は趣味の娯楽なので、仕事より優先する気はさらさらありませんでした。

 でも、たぶん、これが最後の恋(おい)だから、後で後悔しないように血反吐にまみれるくらいの勢いで月公演に通うつもりです。
 ・・・自分より年下の娘さんは可愛いなあとか綺麗だねえとか思えても、かっこいいとか素敵とか・・思えない婆の心の狭さよ。
 トップスターさんくらい貫禄ついてたら年下でもかっこいいと思うけど。
 この先、また誰かのファンになって10年以上も追っかける事は私にはないと思う。
 だからたぶん、宝塚でこれだけ誰かにはまって追いかけるのはきっとこれが最後。
 だからこれを最後の恋と呼ぶのです。

 私は後悔しやすいタチで、小さい事をいつまでも何年でもネチネチグチグチ言うからな。
 ここは一つ、体力の限界まで、な。
 ・・・・私の体力の限界ってのは、普通にディープな宝塚ファンの人の観劇回数より少ないだろうが、な・・・・。

 水ファンの友達、ブログ読んでるとエリザベート観劇してない日がなさそうな勢い。
 俺が体力の限界に挑んでも、彼女の足下にもおよぶまいよ・・。

 
 どれくらい、観劇できるかなー。
 
 ルカノール公爵がセレスティーナ侯爵夫人に昔惚れてたような事を言うた時に

「あんた、年齢設定いくつ!?」

 と驚愕したのはきっとみなさま同じでしょう・・・。

 びっくりしたー。

 ルカノール公爵って、専科さんにやってもらうわけにはいかんかったのか?

 
 ルカノールがエロ気だだもれの専科さんあたりだったら、萌たかなー。
 腐女子的に萌がなかったので残念。

 ☆

 七の人ファンのきくちゃん。
 きくちゃんきくちゃん、私やっぱり七の人の見分けつくようになったと思います。
 ほめてほめて。

 でも、芸名の頭が「七」なのしか覚えてなくて私が「七の人」「七の人」と呼ぶせいか、あなたも「七の人」と言うてくれるので、今だに愛称とか覚えてないよ・・・。
 あの人、普通はなんて呼ばれているの?
 ただ、ただびっくりしました。

 舞姫ってみなさまはいつお読みになりましたでしょうか。

 私ははっきり覚えています。
 小学4年の国語の授業でした。
 教科書にのってたんだか、先生がプリントを配ったんだか覚えてないけど、授業の教材。

「豊太郎は間違ってる。
 相沢が正しい。」
 と授業中に発言し、教師から
「ええ〜?
 そうかなあ?
 相沢が正しいかなあ?
 だって相沢は恋人達の仲を裂こうとしてるんだよ?」
 とにこにこと問われたのをはっきり覚えているからだ。
 同級生達は誰も
「庭さんと同じ意見です」
 とは言うてくれんし、私は自分の正しいと思う事しか言えないお子様だった。
 小説の感想がみんな同じでなければならないなんて言う国語の授業はいかがなものかと今は思うが、当時は
「なんで?
 なんで豊太郎が間違ってて相沢が正しいのに、誰もそうですって言ってくれないの?
 なんで先生は
『はい、ここはそうですね』
 って言ってくれないの??」
 と大変辛かったのを覚えています。
 だってお子様だったからね。
 今思えば先生は小四の子供が必死に相沢が正しいと訴えるのが面白くてねちこく
「相沢が正しいの?」
 と聞いてたんだろうけど。
 その時の先生を覚えてるので、小四で読んだなあと覚えております。
 他にも、当時の小学校の教科書って
「これを子供に読ませるか?」
 って教材多かったよねえ・・・。

 さて、観劇後に年下(たぶん、7〜8才くらい年下)の友達とおしゃべりしてたら、彼女も国語の教科書に載っていたと言うていた。

 かなりの人が、教科書で原作は読んでいるんじゃないでしょうか。
 
 で、ですね。

 ちがうよね、景子先生の舞姫。

 もう、もう、びっくりしました。

 プロット、ストーリー進行はほぼ原作のままです。

 ままなのに、テーマとキャラクターが違うから、まるっきり別もの。

 森鴎外の舞姫と景子先生の舞姫は同じストーリーなのに、全くの別物でした。

 もう、もう、びっくりだよ。

 同じストーリーでここまで違うものが作り上げられるなんて、びっくりだよ。

 これがいいか悪いかは別として。

 景子先生の舞姫は全く素晴らしかった。
 
 森鴎外の舞姫は読後感も悪く、嫌な気分になる物語りだった。
 だって鴎外のは人間の弱さ醜さを描く物語だったから。

 景子先生の舞姫は一人の青年の美しくもはかない恋を描く物語だった。

 景子先生の舞姫は全く素晴らしい。

 だけど、景子先生の舞姫は鴎外の舞姫を台なしにしてるよね。
 鴎外の書こうとしたテーマを捨てて、美しく仕上げた舞姫。

 私は観客として景子先生の舞姫は素晴らしいと思う。
 原作通りだったら、観てて辛いし、だいたい金払ってまで嫌な気分になりたい人間なんてそうはいないだろう。

 原作を台なしにして、観客を喜ばせる美しい物語りにした景子先生は商業作家として正しい。

 だけどこれ、鴎外が観たら、辛いだろうなー。
 自分の書いたものを全否定されたようなものだもの。

 で、原作を読んで、作家の書こうとしたものが何であるかを知ってる者としては、景子先生の手腕をたたえたくもあるけれど、作家としてここまで他者の作品を踏みにじるのはどうなんだろうとも思ってしまうよ。

 と、パロディ同人やってた人間が言うのもなんだけど・・・。
 パロディ同人は原作をねじまげてるのが前提だからさ・・。

 景子先生のやった事は正しい。
 客の喜ばない原作を客の喜ぶ美しいものに作りかえたのは正しい。

 景子先生はすごい。
 原作と全く同じストーリーでテーマとキャラクターだけを変えて仕上げるこの手腕は秀逸だ。

 だけど、作家として他人の作品をこうまで台なしにするくらいなら、普通にオリジナルで脚本描いても良かったんじゃないのかなあ・・。

 それとも、どうしても、舞姫を美しく作り替えたい何かがあったのかなあ。

 景子先生ってお茶会とかないのかしら。
 直接御本人のトークが聞きたいわあ。
(スカステでナウオンやってたんだろうけど、録画してないんだ。録画しとけば良かった。何か言ってらしたのかなあ?)

 原作を台なしにしてるのには疑問を持ちますが、あの原作を美しくはかない恋物語りに仕上げた手腕には、ただただ感嘆いたします。
 
 私やっぱり景子先生好きだなあ。

 毒のない美しい作品は、観てて楽です。
 
 いや、エリスとかエリスとか、壊れた人間観てるのは辛いけどね、でも、やっぱり景子作品には毒がないと言っていいと思うし。

 子供の頃は
「相沢は正しい」
 としか思ってなかったんだけど、景子先生の舞姫を観ると
「相沢は豊太郎に惚れてるとしか思えん」
 との感想を抱いてしまいます。

 私、ドイツで友達が困ってるからって迎えに行くかなあ・・・。
 まあ、何人かくらいの友達には「死ぬか生きるかだったら飛んでいく」と思えるけど。
 仕事うっちゃって恋人と同棲ラブラブなところに
「新しい仕事の世話して、悪い恋人と切れるように手配しに」は行かないなあ・・・・。
 原作のだと、主人公はほっとくとのたれ死にしそうな感じがしたので、そりゃあ友達なら海外に行くのが大変な時代であっても迎えにも行くよねって思えたんだけど。

 子供の頃は、がんとして

「豊太郎は間違ってる。
 相沢が正しい。」

 って言ってたんだけど。

「・・・相沢・・・
 あんた、豊太郎に尽くしすぎ・・・」

 って思ってしまいますです。

 これなら宝塚初心者や非宝塚ファンの友達も誘えると思えるお芝居。
 
 良かったです。
 私は好きになった人の人生の選択を悲しみたくはありません。

 ☆

 22、23日と宝塚に行ってました。
 たまたまです。
 バレンシアと舞姫をまとめて観れる日程にしようと思ってカレンダーみたら、そうなっただけです。

 私は何も知りませんでした。

 舞姫観劇後に山ほど届いたメールで知りました。

 さて、私はお友達に今までの非礼を詫びなければなりません。

 発表のせいで、えらい事皆様からいたわられ心配されておりますが。

 ご贔屓退団と言うのは、それほどにいたわられ心配されるべきものだったんですね。
 すいません。
 今まで友達のご贔屓が退団と聞いても
「そっかー
 楽チケ大変だね、友会入力しとくね、最後の追っかけ頑張って」
 とにこやかにエールを送るばかりで、そんないたわったり心配したりしてなかったよ。
 ごめんなさい。
 
 
 私はでも、大丈夫です。

 凹んでもいないし、元気なくしてもないし、悲しんでもいません。

 私は嘉月絵理と言う人を信じています。

 好きになったのは舞台の上のブリンクリーでした。
 その後の色んな役も大好きでした。

 宝塚と言うのは、役者とファンの距離の近いところです。
 好きになって追っかければ、ファンクラブに入り、茶会に参加し、入り待ちをして出待ちができます。
 役者の人間性にふれる事ができます。

 私が好きになったのは舞台の上の嘉月さんだったけれど、おいかけたいと思ったのは素の役者と言う仕事にうちこむ人間でした。

 嘉月さんは努力すると言う事を当たり前に知っている人でした。
 常に努力している人でした。
 努力して向上する事を喜びとする人でした。
 自分の実力が何よりの武器であり、それを研摩する事をしっている人でした。

 茶会で仕事の事舞台の事を語るその言葉の全てが、私にとっては勇気となりました。
 入り待ち出待ちで見せてくれる笑顔が辛い時の支えになりました。

 嘉月さんが宝塚を去ると決めたのなら、それは嘉月さんにとって一番いいころ合いを御自分で判断なされたのだと信じます。

 やる事をやって、やめて行くのだと信じます。

 辛いから逃げるのではなく、そこで掴みとれるだけの幸せを掴んだからその場を去るのだと信じます。

 22日の出待ちで見せて下さった笑顔が本物だと信じます。
 もっとも、良くも悪くも正直な方で、嘘の笑顔などはなかったと思うけれど。
 疲れた笑顔も困った笑顔も、女優にあるまじき大口あけた笑顔もたくさん見てきたけれど、嘘の笑顔なんかなかった。

 嘉月さんが、自分の人生の大切な選択をなさったのなら、私はそれを悲しい事だとは思わない。

 嘉月さんが人生の選択をしたなら、それは嘉月さんにとって正しい事だと信じます。

 だから私は悲しみたくありません。

 私は好きになった人の人生の選択を悲しみたくはありません。

 そして私は本当に、今悲しくなんかないのです。

 この後、千秋楽が近くなったり、東京楽のチケットが取れなかったりしたら、きっと悲しいだろうけど。
 宝塚から嘉月さんがいなくなるのは、それは嬉しくないですけども。
 できればいつまででも、定年まででも、宝塚にいてほしかったですけれども。
 そんな気持ちはありますけれども。

 ファンクラブ友達の中には悲しんでる人もいます。
 悲しむ気持ちもわかります。
 入り待ちで、涙ぐんでる人や全身に悲しいオーラをまとってる人をみて、本当に嘉月さんの事が好きだったんだなあとあらためて思ったけど、つられて悲しくなる事もありません。
  
 今、私は悲しいとは思っていないので大丈夫です。

 今思っているのは、ただひたすら、どれだけ最後の公演に通えるか、です。
 近年めっきり体力が落ちてきているので、体力と相談しながらになりますが、これが嘉月さんの最後の宝塚ならば、存分に楽しんで楽しみ尽くしておきたいと思っています。

 私はぬるい宝塚ファンだし、私のファンクラブ友達もぬるめの方なんですが、最後なので燃えています。
 
 チケットをとって、ホテルをとって、宝塚に通えるようにスケジュールを調整する。
 それも、今までの比でなく通いたいと思うのだから、けっこう大変です。
(と、私は言いますが、私はもともと1公演10回観劇したら多い方と言うぬるめのファンなので頑張ってもたかが知れています)

 最後を楽しむために頑張るのに忙しくて、凹んでられないし、元気なくしてもられないし、悲しんでもいられないのです。

 
 今は友達と観劇スケジュールをあわそうと、メールのやりとりとホテルとりにわらわらしています。
 22、23日ほど携帯メールをやりとりした日は過去にないんじゃなかろうか。

 私が元気がなくなるとしたら、体力の限界まで観劇した頃でしょう。
 劇場で私が肩で息をしてたら、その時は優しくして下さい。

 今の所は大丈夫です。
 
 私は今大丈夫だし、きっとこの先も大丈夫です。

 
 ファンクラブ活動は楽しい。
 大好きなえりさんを追っかけて、お揃いのウェアを着て入り待ちして出待ちする。
 宝塚でしか会わない気軽なお友達。
 話すのは楽しい宝塚の話題ばかり。
 ふふふんふんふん。
 らららららん。

 だけど、ちょっぴりとまどっちゃう。
 私の猫の皮、どこへ行っちゃったのかしら。
 ていうか、なんでこんなに違う人種ばかりの中に私いるのかしら。
 いや、これはこれで楽しいんですけどね。

 入りで初見の友達に
「見どころは着流しダンスよ〜〜
 着流しダンスのためなら何度観てもいいわ〜〜」
 と語っていたら、いっしょにいた人が言いました。
「庭さんは・・・見てるところが違うのよね。」
 なんだか微妙な空気が流れます。
「女の子のふともも見て楽しいって気持ちが私にはわからないわ。」
「素足見て喜んでるのあんただけだよ。」
「まあ、庭さんだから仕方ないよね。」
 大好きなお友達に囲まれてる時、ふいにその場の全員から微妙な空気をかもしだされてしまいました。
 え、えええ?
「いや、別に私はふとももとまでは!
 でもだって、足だよ?
 嬉しくない?
 見て嬉しいものじゃないの?」
 あああ、大好きなお友達が笑いながら首をふるよ。
 大好きなお友達がうなだれてるよ。
 大好きなお友達に肩をたたかれたよ。

 え、えええ!?

 大坂侍の見どころは、男役の生足だよ!
 
 いや、いやいやいや。

 百円譲って生足に魅力を感じない人がいるとしよう。

 でも、生足に魅力を感じるのがおかしいとまで思うものなのか?

 ていうか、なんで私の所属してるファンクラブの人達は、そんなに真面目なんだろう。
 別に俺達の好きなえりさんは清純派でもないと思うんだが。(殴打)

 と言うわけで、ファンクラブの友達とは生足が語れなくて残念でございます。

 そんで生足ですが、こないだ見た時よりも露出が減ってました。
「ファンが足ばかり見るから見えないように気をつけられてしまったのかしら。
 そのわりには政は惜しげもなく足出してるけど」
 と腐系友達に語りかけたら
「上手くなったからじゃない?」
 との事でした。

 なるほど、すそさばきが上手くなるとふともももろだしは無くなるわけですか。
 それはもったいない。
 でもまあ、ちらっと見えるのもたまらんので、それはそれでよし。
 先週観劇の出しっぷりも良かったが、楽前あたりのちら見せも美味しゅうございました。
 
 政が一人ずばぬけて出しっぷりがいいのは、ファンサービスと解釈してよろしいか?

 千秋楽はいきなりうってかわって足見せ度が高くなってました。
 踊りに熱がこもると足が見えちゃうのかな??
 それとも千秋楽だからみんなでファンサービスで足見せまくってくれたのかしら。

 
 ☆

 やっぱり山崎さんが腐女子のつけいりどころだと思います。

 初回観た時には
「山崎がポジション的には美味しいんだけど、悲しいまでにノン気だよなあ」
 とか思ってたんですけども。

 回数観ますと、あのノン気っぷりこそが美味しいなあ、と。

 大和屋とか政とかは又七大好きって自覚があるじゃないですか。
 だから大和屋は又七を婿にしようとするし、政は又七にくっついて離れないし(あいつさあ、あのままなし崩しに一生又七にくっついてそうだよねえ)。

 でも山崎あたりは、自分が又七に惚れてる自覚が無さそうなのがいいんですよね。

 きっと離れた後で理由のわからない淋しさにさいなまれるんですよね。

 ねっ。うっふっふ〜

 そんで、政すごいよね。

 あの役は本当に可愛くて、でもちょっと毒がないと出来ない役だと思う。
 リュウマサキさんはあかねさすの時に
「これはキラキラしてちゃダメな役だろうに、キラキラしすぎだよ」
 って思ってしまったんですが、今回はすごくいいです。
 キラキラっぷりこそが政。

 で、毒があるのもいい。
 毒って言ってもケロロ並かしら。(それは毒々しすぎ)
 可愛いんだけど、どっか腹黒くて抜け目ないのがいい。
 だって、純真なキラキラ系の子だとほっとけない感じがしちゃうから。
 政程度に黒いキャラだとほっといても大丈夫そうで安心感があるよね。

 いつまでも色々画策して又七のそばにいそうだよね。

 今宝塚で政がやれる役者さんって他にいるかなあ。(私に固体識別がついてる範囲内で)
 真面目にやられるとすべるし。
 出しゃばりすぎるとうっとおしいけど、でもこの役で控えめに演じるわけにも行かないだろうし。

 田中数馬はバカキャラになってたけど、別にあれ、かっちょ良くても良かったんじゃないかなー。
 衣絵が上手かったから、数馬までも・・って思っちゃった。
 普通に大人しい真面目そうな顔はいいけど覇気のないキャラクターでも良かったんじゃないかなあ。
 私が宝塚に「吉本コメディ」よりもかっちょいい男役にうっとりしたいと思うから言うだけの事で、数馬のキャラ変えたからて面白くなるもんでもないだろうけど。

 ただ、ただ・・・。
 一公演に3〜4人は素敵な殿方を配置して欲しいのよ・・・。

 黒門の手下にも一人くらいかっちょいい若者がいても良かったと思うの。
 セリフなんかいらない。
 他の手下がみんな黒門を見限っても、一人だまってついていく若者が欲しかったわ・・・。
 
 ☆

 3泊4日で宝塚旅行して来ました。
 エリザベートを3回と大坂侍を3回と、大阪行ったついでで「血の婚礼」を1回みて、ひろみ茶行って、友達とあって、いつも混み合ってて中に入れなかった素敵なご店主の居酒屋に行って、えらい事疲れて帰ってきましたよ・・・。

 ひろみ茶とエリザについては語りたいけど、後回で。

 4日留守してる間に仕事のファックスとメールが入ってたので、ちょっと働かねば。

 エリザベートについてはけっこう語ったんだけど、またどこかいらんキーを触ってしまったらしく書いた文章が丸っと消えたので、すぐにはもう一度書く気力がございません。しくしく。
 友達にひろみ茶へ連れていってもらいました。
 
 うきゃ〜〜
 ひろみちゃんはいつ見てもかわいいねえ〜〜

 クイズで私達のテーブルが勝ったので、ひろみちゃんのサイン入りブロマイドを手づからいただく。
「へー。
 サインに音符(♪)書いてるんだね。」
 と友達と見てたら
「それ、オト」
 ?
 あ、ああ。

 AYANA♪

 と書いて あやなおと と読ませるのか。
 知らんかった。

 でもあとでブロマイド付きサイン色紙が当たった人にはフルネームアルファベットで書いてるサイン入れてたから、サインは二種類(かそれ以上?)あるのですな。
 ふむふむ。

 ファンからの質問で「革命トリオでお食事とか行かれるんですか?」ってのがありました。
 それは普通に行きますよとのお答えでしたが、いきなり目をキラキラさせてほこらしげに
「先日はツェップスさんもごいっしょでした」
 と。

 ツェップスさんと御飯食べたのがそんなに嬉しいですか。
 そんなに自慢ですか。
 可愛いですね。
 いかん、可愛くてたまらん。

 でも、そんなにツェップスさんが好きなら舞台の上でも好き好きならいいのにー。
 
 他の上級生さんとも御飯食べに行きましたみたいな話もあったけど、その時は別に目えキラキラさせてなかったし、どうと言う事もない話の流れでした。

 いやあ、ひろみちゃんはかわいいねえ〜〜
 でもかわいいだけだったわ・・・。
(ひろみちゃんに何を求めておるのか)
 前のお茶会の時はもうちょっと黒い感じで小悪魔だったんだがな。
 やっぱり役が違うから素の時も印象違うのかな。
 ルドルフが逃げすぎ。

 銀橋でトートがルドルフにチューしようとして、恥じらったルドルフに逃げられる場面。
 あんなに逃げなくても!
 痴漢に会ったんじゃないんだから、逃げ過ぎだよ!
 わあわあ。
 あれじゃ情緒もへったくれもないよ!

 と嘆いていたら、まっとうな友達が
「あれは恥じらってるんじゃなくて、我に帰って逃げてるんちゃうの?」
 と。
 ああ・・・・。
 なんでこう、まっとうな友達は正しそうな事ばかり言うのかしら。
 しくしく。

 いやいや。

 それにしてもですよ。

 逃げすぎだよ、あの距離。

 今までのルドルフであれほど脱兎のごとく一瞬であれだけの距離を逃げたのがいましたか?
「足が長いから数歩だけでも距離離れるんちゃうの?」
 ああ・・・。
 どうしてまっとうな友達は(以下略)

 なんかねー・・・・。

 ヨコシマな期待を抱いてルドルフを観る腐女子には、ちと物足りないルドルフでした。
 ああ、なんてエロ気のないまっとうそうなルドルフ。
 自殺しそうにないわあ。
 健康そうだわあ。
 健康そうに見えるのは身体が大きいからかしら。

 今回ルキーニが小男になってて、成功してると思いました。
 身体が小さければ矮小ってものでもないけど、ルキーニが小柄である事によって、ルキーニと言うキャラクターの小ささが出てると思ったから。

 だけど、ルドルフはさあ・・・。

 ルドルフがトートよりでかいのって、どうなのよ・・・・。
 あんなでかいボンボンが「ママ」なんて言っててもさあ・・・。

 身体でかいのはどうしようもないんだろうし、他の役ならそれは魅力になるんだと思うんだけど。
 番手で役が決まる宝塚において、身体がでかいからルドルフ以外の役をってわけにもいかないんだろうけど。

 似合ってない役やってるなあと思ってしまいました。

 チューから脱兎のごとく逃げくさりやがったので、そう思ってしまったのかもしれんけど。
 今回のルドルフ、トートにはめられたって感じはするけど、トートの魅力に翻弄されたって感じがなさそう。

 腐った系の友達に訴えたら
「闇が広がらへん」
 とのコメント。
 ああ、やっぱり腐った系の友達は同じ感想を持つのねえ。

 腐った目で見ると今回のルドルフにはNOなんですが、腐ってない系の人から見ると可なのかしら。
 エロくないけど、身体でかいしかっこいい人だったからなあ。
 

 トートは悪かった。

 常に何か悪だくみしてそうで、怖かったです。
 笑いが常に「ニヤリ」なんだもん。
 シシィを手に入れようとしてるのはすごくわかったけど、シシィに惚れてたのかどうかはあまりに怖くてわかんなかったよ。
 悪い男って感じ。
 惚れたら地獄見そうだけど、ついふらふらしそうな人ですね。

 シシィも怖かった。
 あんなにギロリと睨んでばかりのシシィも始めて見た気がする。
 旅に出てる時なんか、すんごい怒っててガン飛ばしまくってましたよ。
 病院の場面も、孤独を語っている感じでなくて、逆切れって感じ。

 お似合いのトートとシシィ。

 ツェップスと革命トリオはわりと腐女子のつけこみどころなんですが、今回は全くつけこめませんでした。

 マダムは美穂さんで観たかったけど美穂さんのやってた役を他にできる人がいなかったんなら仕方ないのかなー。

 月組の時、楠さんの万感こもった「陛下」は、過去に一体何があったのかとうろたえるほどの一言でしたが、今回の雪ではさらりと言うてましたね。
 楠さんのが感情込めすぎだったんだろうとは思うけど、そういう「なんでもない所なのにすごい力のいれよう」みたいな部分が無かったのがちょっとつまんないなと。

 
 最後の水さんの羽根に驚き。
 過去にあんな派手な羽根って他にありましたっけ。
 あの羽根は1階前方で観た時はさほどでもなかったんだけど、2階真中で観た時はそりゃあキラキラして綺麗でした。
 
  

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