スウィングしなけりゃ意味がない 観劇メモ
 嘉月絵理さんのファンではあるけれども、すべての出演作を観劇してるわけではありません。
 東京遠いもん・・・。
(絵理さんの舞台はほとんど東京)

 本作も本当は観劇予定なかったんですが、主演女優さんが体調不良で休演なさって絵理さんが真ん中を務めるとの事で行ってきました。

 主演とおしゃらずに真ん中とおっしゃってたのはこういうことか〜って感じ。
 絵理さんがセンターだし主演といえば主演なんだけど、5人の役者さんが全員大活躍の舞台でした。
 真丘奈央さん、かわづ恵さんはさすがにうまいし、元男役って感じのかっこよさがあって素敵素敵〜〜
 本来男役OG5人の舞台に急に入られた元娘役だった芽夢ちさとさんも良かった!
 本来男役さんのやる役だったんじゃないかな。
 狂言回しというか、舞台進行係りみたいなお役だったんだけど、芽夢さんは少年っぽくやってらっしゃいました。
 
 絵理さんはもちろんカッコいいよ!

 全員お揃いの男役衣装で昭和のジャズ史を語りながら、時々歌うって感じ。
 ラストはまず絵理さんがいなくなって、ドレスに着替えて登場で歌って、絵理さんが歌ってる間に着替えたであろう4人様がドレスで現れて、ドレス姿で歌って終了。

 男役姿を期待してたし、見れたし、カッコよくてよかったけど、最後にドレスで現れられた時はやはり客席でテンション上がったわ〜
 男役もいいけど、ゴージャスなドレス姿もいいのよう〜〜〜〜〜

 お写真撮ったけど、ブログにアップしていいかどうかわかんない・・・以前に、私のガラケーで撮った写真はへっぽこなので今回写真なしで。
 写真に写り込んでる他の人を消したりとかの技術が私にはないんだ・・・。


 予定外のトンボがえり上京をしてきて、ただいまヘロヘロです。
 夜行バス東京0泊して今朝帰ったんだけど、今日はもう仕事になんないな〜〜〜
 まあ、新幹線で上京しても帰宅した翌日は疲れて寝ちゃうしな〜〜

 簡単ですが、忘れないうちに観劇メモ〜〜

メモだけ

2017年11月16日 演劇
 嘉月絵理さん出演の「山崎洋子の世界」を観劇のために上京してきました。
今年の上京はこれ一回かな。
去年って上京しなかったかなあ??と思ってブログを検索したら、絵理さんの舞台見に一度は上京していた。
感想とか書く元気ないんだけど(仕事が進んでないのよう)メモだけはしておこう。

11月16、17日で三公演見てきました。
見てるだけなのに疲れたじょ〜〜〜〜
ヘロリ

宝塚とか観ても近年は行って帰るだけで体力使い果たしてて、もうブログに感想書かなくなっちゃったよね〜〜
ブログに書いても、後で読み返して懐かしむくらいしか役に立たないので、書けなくても問題はないんですが。


ダンスレボリューション〜ホントのワタシ〜2016
 嘉月絵理さんご出演の舞台を観に久しぶりに東京行って来ました〜〜〜
 絵理さんの役は主人公のお母さん。
 ダンス大会出場と優勝を目指して四苦八苦する主人公達のお話ですが、クライマックス前にお母さんの見せ場もあったので、私は嬉しくて満足〜

 絵理さんファンの友達も来てたので
「女の子が腹とか足とか見せまくりでダンスしてて良い舞台だったねえ。でへへへへ。」
 と喜んでたら
「庭さんは昔から変わらないね。(優しいまなざし)」
 と答えられ、賛同は得られなかった。
 若い出演者さんが多くて元気いっぱいな感じだったのでおばちゃん見ててうきうきしたよ〜〜
 
 楽しかったよ〜

 楽しかったけど、仕事中の上京でただいまへろへろにしんどい疲れ中。
 年々東京の人の多さと地味な坂の多さがこたえるようになりましてのう。
 行きました楽しかったメモだけ記しておきます。

 ☆

 写真は友達が撮った絵理さん。
 ブログに掲載許可いただいてます。
BSスカパーで放送してたのを録画しといたのを見ました。
BSスカパーは舞台中継の放送が月に何回かあるんだけど、私はこの放送演目を選ぶ人と趣味があう気がする。
いつも面白い。

これも面白かったー!!
すごい面白かった。
見終わったから消去しちゃったけどもったいなかったかな。
でも録画保存しといても、結局見ないからなあ。

本当にすごく良かった。
わかりやすくて簡単な話にみせかけておいて、深みがすごいって感じ。
いいもん見たーって感じ。

巌流島の戦いで負けた小次郎が、6年後武蔵に再度勝負を挑みに来ます。
武蔵はお寺。
お寺が出来たお祝いか何かで、何日か修行するイベントの真っ最中。

さて小次郎は武蔵に数日後の場所日時を指定した決闘上を送って、武蔵は受諾。
お寺のお坊さんとかは止めるんだけど、武蔵と小次郎の決闘の気持は固い。

さて、お寺にいた娘さんがどっかの誰かに恨みがあって仕返しするからと決闘状を出して来たそうです。
指定した場所と日時は小次郎が書いた決闘状と同じ。
決闘状なんて書いた事ないから、小次郎が書いたのをそのまま真似したんだって。
てな感じのコメディです。
これから決闘する決意の娘さんに小次郎が剣術指南をはじめるんですが、何しても能になるお侍と旅芸人あがりがいるもので、普通に剣術の所作をおしえてるのにタンゴが流れて踊り出す場面とか、あれは見ないと面白さはわからない・・・。
台詞のやりとりが一々面白い。

腐女子なら武蔵と小次郎の中はもちろん邪推できますとも。

面白かったー。


幸せの王子

2015年3月21日 演劇
幸せの王子
幸せの王子
幸せの王子
嘉月絵理さん主演の「幸せの王子」観て来ました。

ちょー良かった〜〜〜〜
もう、嘉月さんが王子様ってだけでファンとしてはうはうはですよおおお

幸せの王子の像があって、その魂の嘉月さん。
魂だけの王子を見る事が出来るのがツバメ達だけって設定。

これから暖かい国に行くと言ってるツバメに、自分の宝石や金ぱくを人々に届けてくれっていう原作まんまのお話です。
原作まんまに、身動き出来ない何も出来ない財力と美貌だけの王子様が純情なツバメをたらしこんで身をほろぼさせる話。
原作もBLだよなあと思ってましたが、ミュージカルで観てもBLでござった。
ツバメのピーネも女性が演じてるのですが一人称が「僕」だったから性別男子なんだろうし。
王子もツバメも女性が演じてたのは正解なんだろうな。
これ男性が演じてたら夢々しいおとぎ話に見せるの難しかったと思うから。

嘉月さん目当てに観にいきましたが、良かったですよ〜〜
ピエロやってた人がハンスやってた人なのかな?と思ったけど、人の顔の判別に自信のないわたくし。
バラックに住んでるのに家賃溜込んでる小説家ってのもすごいが、家賃取り立てに行ってた二人組コミカルで面白かったな。
天使やってたバレリーナさんがすごい綺麗だった。
エルダやってた子役の女の子可愛かったな。

しかし、難を言うなら、二公演とも満席で自由席なので観劇前の入場がちょっと大変だったでござる。(良い席とりたいと思わなきゃのんびり入ればいいんだけど、良い席で観たくて、良い席で観たい人が多いと大変でござる)


絵理さんの写真をブログにあげる許可はいただいたんだけど、あいかわらず写真下手の私でございます。ごみん。

 ☆

友達が取った絵理さん写真追加〜〜〜

タイム・フライズ

2014年12月21日 演劇
 ミュージカル座さんのタイム・フライズを観劇して来ました。
 目当ては剣持役の嘉月絵理さん。
 ちゅんごく、良かったヨ〜〜〜〜〜

 平成の将来が見定まらない大学生男子二人が、全共闘真っ盛りの昭和43年にタイムスリップする話。

 幕開きから昭和の学生運動の、学生と警察のバトルでテンション高く始ります。
 そんで、その時の抗争で学生運動リーダーの神崎が死ぬ所から物語開始。
 なんやかんやあって、クライマックスは幕開きの時と同じ抗争です。
 観客はもうしょっぱなから、神崎は死ぬと知っています。
 この抗争の最中に主人公二人も彼らのいた歴史の記録では、神崎が学生運動の中で死ぬと知ります。
 幕開きよりもちょっと派手と言うか描写が盛られて来たクライマックスの抗争。
 盛り上がる歌、盛り上がるアクション。
 はらはらどきどき。
 盛り上がる盛り上がる、盛り上がりながらも
「そんで神崎大丈夫なの!?」
 的な引っ張り方もしーので、すごい盛り上がるクライマックス。
 こんだけクライマックスが盛り上がったら、もうそれだけで見てる値打ちあるよ!
 で、盛り上がって盛り上がったクライマックスの後には、しんみりと学生達の心情も歌い上げられるし。
 いかにもミュージカルって感じのこの盛り上がるクライマックスは本当に見てて気持いいです。
 イイヨイイヨ、いいんだヨ〜〜〜〜

 リーダーの神崎は学生運動の象徴みたいな描かれ方で、悩んでないし、誰とも絡まないし「絶対的なリーダー」として描かれていて人間らしさが全く見えないんだけど、でもなんかかっこいいんだよ〜〜〜
 
 主人公二人は幼馴染みのイケメンで、いいんだよ〜〜
 優等生君とドジッ子君の二人組。
 物語を通して大きく人生を変えた優等生君が主人公で、ドジッ子君は進行役ってキャラクターの位置づけかと思うけど、ダブル主演って作り。
 上手いしかっこいい。
 かわいい。

 白華れみちゃんがヒロインでした。
 宝塚ファンとしては嬉し〜〜
 ヒロインとしては出番少なめなんだけど、ラストが納得出来るだけの存在感はすごいよね。
 流石宝塚でヒロイン女優だっただけはあるわ〜〜
 薄幸のヒロインきゅんと来たよ〜

 オタク的には石原慎一さんがご出演なのときめくよね。笑。
 学生運動の最中に、特撮かアニメの主題歌みたいな歌がございました。
 あれは石原さんのファン向けサービスシーンだったのかしら。
 
 そんで目当ての嘉月さんの剣持は、女性運動をやってました。
 全共闘の学生達の、女子のリーダーって立ち位置かな。
 女子大生だけど、短髪にズボンで、一見男装風。
 言葉遣いは女性だし、言ってる事も柔らかいと言うか理性的なんだけど、声は低いし闘争になったら足幅開いて腰を落としてて・・・・男らしすぎる・・・・。笑・・・・。
 警察と衝突の場面は男性に見えるるるるるる・・・。
 嘉月さんばっかり見てたから、他の学生の行動と比べてどうなのかわかんないんだけど。
 剣持は常に周囲の女子大生の顔をのぞきこみ、目をみつめて、手をにぎり、ボディタッチに余念がありません。
 タラシじゃー
 女ッタラシがここにおる−−−−
 いや、普通に全共闘で、学友と励まし合ってるだけなんだけどさ。
 ・・・チャラ男がナンパしまくってるような絵面に・・・・・。
 ていうか、女子大生だけど、動きが男らしすぎて絵理様・・・!

 男らしい絵理様を拝見出来たので、大変満足な観劇でございました。
 ぐふふふふふふふふふふふふふ。



 ☆


 上京中にティムバートン展に行ったり、漫画家さん達とランチやお茶したり、歌川たいじさん(ファンなのー)にお会いしたくてタックスノットさんに行ったりちょろちょろして来たので日記書きたいけど、書けるかなー。
 ちょっと東京行っただけで、引きこもりのおばはんはよろよろになっているでござる。
 三日外食が続いたせいか足がパンパンにむくんでるヨ〜〜
 肩と背中がバキバキだよ〜〜〜
 
 関西行の高速バスより新幹線の方が絶対居心地いいのに、高速バスで関西行くより新幹線で東京行く方が疲れきる不思議。
 ミュージカル座さんの「マリオネット」観劇して来ました。
 ナポレオン役の嘉月絵理さんが目当てだよ〜ん
 ダブルキャストのようでしたが、私は日程の都合で月組の方を観て来ました。

 毒が無くていい話だったよ〜〜
 娼婦が出て来る場面があったので子供向けじゃないんだろうけど、明るくて軽くてファミリー向けかな?って印象のお話。

 人形作りの青年が主人公で、彼の人形が動き出す話です。
 最初に動き出すのは青年の祖父のお人形(マリオネット)

 この人形の中の一つが嘉月さんのナポレオン。

 人形達の中にはおかしくなってるのがいてその原因は?・・って話。
 
 ナポレオンはおかしくなってない人形。
 男前で、良い事言うし、主人公を慈愛の目で見てる系なんだけれども・・・・。
 腹に馬の前半身がついているのよ・・・。
 それで一応馬に乗ってる体らしい・・・。
 ポスターのイラストではナポレオンはちゃんと白馬に乗ってるけれども、主人公が作ったマリオネットでも絵理さん演じるナポレオンでも、馬は腹に前半分装着です。
 ナポレオンの腹にくっついてます。
 リアル系の馬じゃなくって、ポンチ絵系の馬面で、前足はだらんと短いのがぶらぶらしている。
 そして馬を走らせる時は絵理さんが腹にくっついてる馬の首をかかえて、ぱからっぱからっと走るのです・・・。
 
 なんでなの、ピエール。(主人公)
 他の人形はほとんどほぼ普通に人間なのに、なんでナポレオンだけ腹に人形くっつけたのー。

 ピエールが、自分と向き合ってちょっと大人になるお話。

 絵理さんのナポレオンはヅカ化粧。
 他の役者さんたちより濃いめでした。
 ナポレオンの役を男性でなくわざわざ宝塚の男役にやらせたんだから、いかにも宝塚の男役って見た目が必要だったのかな。
 ナポレオンやってる時には違和感なかったです。
 
 ナポレオンじゃない時は市場で買物かご下げてる女性とかクラブで踊ってる男性(!!!!!普通にスーツ着てた!!!まんま宝塚の男役だった!!!!!)の時は、ちょっと化粧濃いので目立ってました。

 役作りのためか、かなり短髪にしてらっしゃいました。
 退団後にこれだけ髪が短くなってらっしゃるの初めてかな?


 心が疲れてるような時には、こういう良い話系のがいいねー。
 亡くなった祖父からの孫への愛情がこの物語の全ての根っこになっている。
 癒されるー
 良かったよ〜〜



 ビエールとソフィーちょー可愛かったけど、実年齢もお若いんだろうか。
 ヒロインのソフィーも可愛いんだけど、主人公のピエールがちゅんごい可愛いよー。
 おじいちゃん亡くなってから一人で生きてて独りぼっちで淋しかったんだろうな。
 ソフィーといちゃいちゃしてるのが、ほのぼの可愛かったよー。


何処へ行く

2014年3月29日 演劇
 ちょっと前ですが、ミュージカル座さんの「何処へ行く」を観に行きました。
 嘉月絵理さんご出演だったので。
 嘉月さんが出てるってだけで観にいったので、どういう話かよく知らずにいったんだけど面白かったよー。

 お話はヴォチカンに礼拝堂が建てられるまで、て言い方でいいのかな・・・。
 ヒロインのリギアは彩乃かなみさん。
 ちょーキュート。
 可愛い。
 可憐。
 クリスチャンのリギアの恋の相手が非クリスチャンのマルクス君。
 相思相愛じゃあるんだけど、リギアはマルクスのどこがええねん・・・っていう乱暴男です。
 非クリスチャンの乱暴男が、クリスチャンのリギアに恋をしてキリストを信じるようになってまっとうな男になりました、的な流れなんだけど・・・もう・・・しょっぱなのマルクスは本当にただのサイテー男ざますわよ。
 この二人の恋物語がメインで、キリストの弟子のペテロが大きく話しを動かしてる感じ。
 話よりも、歌がすごいです。
 これぞミュージカルって感じで歌で物語が紡がれます。
 耳に心地いいけど、もう、常にクライマックスって感じで盛り上がりっぱなしなので、見ててけっこう体力消耗する感じ。

 嘉月さんはリギアの・・・何かな。お友達って言うにはリギアの身分が高すぎるので、お仕えしてる立場なのかな。
 クリスチャン仲間でわりとずっとリギアといっしょにいる三人の子持ちでした。
 
 これは面白かったから、友達誘っても良かったなーって後で思う。
 舞台ってチケット代けっこうするから、絶対面白いって自信ないと友達誘い難いんだよね〜〜〜
 
ショパン! 観て来ました
嘉月絵理さん目当てに

リーディングドラマコンサート
「ショパン!」
〜答えはいつもピアノ〜
ショパンをめぐる9人の女

を観に行きました。
観にって言うか、聞きに?
リーディングドラマコンサートと言うジャンルの舞台を観に行くのが初めてなんですが、朗読劇かと思ってたら違うんですね。
主役はショパンのピアノ演奏曲。
二人の女優さんが9人の女性を台詞で演じて、ショパンの応答するべき所は台詞ではなくてショパンの曲がピアノ演奏されると言う趣向。
女達がショパンに話をふると、ショパンの曲で返答されてくるの。
台詞の中で何度もショパンに対していらだつように女達が
「答えはいつもピアノ」
って言うんだけど、まさしくその通りショパンからの返答はいつもピアノなのです。
それでもちゃんと会話っていうか、ショパンが女達の問いに応える形にはなっているの。
ショパンにはあらゆる曲があるから可能なので、他の作曲家だとこの形式は難しいんじゃないかって終演後のトークでピアノ奏者の福田直樹さんがおっしゃってました。
若い頃別れた女性の台詞の後に流れるのが「別れの曲」だったりするんですよ。
でも作中で演奏する曲は福田さんの選曲らしいから、その時その時の演奏者の好みや解釈で曲目は変わるのかも。
音楽だけで、話の中でショパンの語るべきことがらが語られていく。
難しいとか以前に、台詞でなく、詩のついた曲でなく、ただの音楽で返答して話を進めるなんて話の進め方があるなんて思いもよらなかったですよ。
こんな形の芝居っていうか、舞台?ピアノコンサート??あるんですねえ。

これは良かったです。
初演が18年前だから、ピアノが好きな方なら周知の作品なんでしょうか。
私はたぶん、絵理さんが出てなきゃ行って無いわ。
でもいいわ。

主役はショパンと言うか、ピアノのために書かれた脚本なんだろうなと思うんですが、女優二人のファンでも充分満足できる語りっぷりです。

私の好きな絵理さんが演じたのはショパンより6つ年上で子持ちで小説家で男装の麗人のジョルジュサンド。
この役がメインだから元男役の絵理さんに回ってきたお仕事なのかな?
年下の王子様みたいなショパンに一目惚れしてから、ずっとかいがいしく世話してる包容力のある女っぷりがかっこよくて素敵だったの〜〜
死ぬ直前のショパンに尽くしてたけど全くショパンから愛されてなかったらしい悲痛な女性の役とか、ショパンの母とか初恋の女性とかの役もやってらしたけど、ジョルジュサンドが一番かっこ良くて素敵だったにゃ〜〜
黒い衣装に大きなサンストーンみたいなペンダントトップのネックレス。
紙は後ろにまとめて結い上げてて毅然としたジョルルサンドのイメージにあわせた感じのお姿でした。

もうお一人の女優さんは武藤令子さん。
ドラマや映画のお仕事がメインの女優さんで、こちらの方は14歳でなくなったショパンの妹や、別れた婚約者で当時16歳くらいの婚約者の役がメインだったようで白いドレスに髪は下ろして頭には大きな紺色の花飾りでらっしゃいました。
可愛い役が多くてらしたけど、リストに捨てられたリストの恋人とか、ショパンの姉ルドヴィカとかのちょっと女の人生の辛酸舐めてます系の役をやってらっしゃる時の方が深みがあって素敵だったな。
ショパンに尽くしたけど愛されなかったオールドミスの絵理さんと武藤さんのルドヴィカのやりとりがクライマックスなんだけど、ここはなかなか見所でございました。

私は絵理さんファンで行って楽しかったけど、これはピアノファンの人の方がより深く味わえそうな演目だったんじゃないかな。

芝居と言うか演奏が終った後には出演者達のトークがありました。
福田さんのピアノの解説が興味深かったから、もうちょっとトークしてくれたら嬉しかったな。

良かったよ〜〜〜

月と狼と太陽

2013年8月3日 演劇
 椿火呂花さん目当てに公演観に行ってきた〜

 ・・・これ、どういうジャンルになるんだろう??椿さんはじめ役者さん(宝塚OG率高し)がお芝居してて、オペラ歌手が歌ってて、レニングラードのバレリーナが踊ってる舞台でした。

 狼の住んでる森にリゾートが出来て、住処と餌を無くし飢えて人間の家畜を襲うようになる狼達。
 狼のボスと人間の少女の友情。
 ていう、シンプルなお話。
 真摯でストレートなメッセージ性が若くてみててちょっと恥ずかしかったり。
 新人さんが作った舞台かな?と思ったけど、そうでもないみたい。
 まっすぐにテーマが語られてて、毒がなくて純粋で、込められた想いのあふれかたが綺麗で気持のいい舞台でした。

 しかし・・・。

 椿さん演じる狼が少女に向かって
「俺、ユキの飼い犬になるよ」
 とか言い出した時には、汚れたおばちゃんは客席で笑いをこらえるのに必死でございました・・・・・。
 こんな台詞、純真な人じゃなきゃ書けないよね・・・・。
 他意がありません。
 仲間のために餌が欲しくて、餌をもらうために誇り高き狼のボスが飼い犬になると決心する泣かせる場面なんだけれどもしかしだがしかし。

 美青年椿さんが幼女に向かってひざまづいて
「飼い犬になるよ」。
 この台詞と絵面で汚れたおばちゃんにもだえるなと言うのが無理だ。

 汚れない人が真面目に書いてる台詞とか絵面とかって、なんでああ、すごいかな・・・・・。

 椿さんはツンデレな狼で、笑顔がほとんど観れんかった。
 しょんぼり。

 他にも宝塚OGさんがいっぱい出てらして目に美味しい舞台でした。
 鳴海じゅんさんも出てらしたんだけど、あの方はいつまで美少年なんだろう・・・。
 舞台で拝見する宝塚OGさんはいつまでもお若くてすげえと思うんだけど、鳴海さんは図抜けて若いと言うかぴっちぴちと言うか、すごい現役っぽいよね〜

 ☆

 感想メモしとこうと思ったんだけど、まだ仕事中なんで疲れてて文章まとまらないや〜〜
 仕事中に大阪まで行って残り少ない体力使い果たしてしまったざます〜〜
 また覚えてたら後で書き足すかも。
 絵理さんのライブに行ってきました〜〜〜
 久しぶりで絵理さんの歌をがっつり堪能出来て嬉しかった〜〜

 歌と言っても、絵理さんのは歌ってるって言うより歌を「演じてる」って感じかな。
 歌ってるんだけど、その一瞬一瞬がミュージカルの一場面な感じ。
 宝塚でやってたエンカレもそんなだったよね。

 可愛いサーモンピンクのドレスに薄手のストールでで可愛くパリパナムを歌って始るんだけど、次にエビータを歌いはじめるとエビータなの。
 モーツァルトからコンスタンツェの歌を歌い始めると、コンスタンツェなの。
 
 二部構成になってて、一部はドレスで女性でしたが、二部は黒いスーツで男役でした。わあい。
 でも宝塚時代だともっとゴツい男って感じだったけど、お辞めになって数年たつせいか、ゴツくないな〜とか思ってたんですが、歌い始めると昔ながらの骨太の男役でらっしゃいました。

 合間に朗読もあった。

 レミゼラブルからマリウスの歌を歌ってらっしゃいましたが、客席にマリウスをお演りになられた宮川さんがいらしたり。
 ご夫君が道に迷って来るのが遅れてるとトークでお話なさってる時にご夫君があらわれたり。(雨だったのでタクシーに乗ったんだが、タクシーも迷ったよ。後から来た友達も駅から徒歩10分の筈が30分さまよったそうな。緑に囲まれた素敵な会場だったけど、緑に囲まれてるせいで一見してライブ会場だとはわからなかったんだ)
 元ジェンのお友達もいらしてたけど、やっぱり宝塚OGって何故か再会する度熱い抱擁かわされるので、遠目にそれを見てしまったり。萌える心を押さえようにもにやける顔は押さえきれないっていうか。
 
 しかし惜しいのは、一回こっきりの公演って事だ〜〜
 会場ぎゅうぎゅうだったし、どうせなら一日二回くらいやって欲しかったな〜〜
 でもあんだけ熱唱なさる2時間を一日に二回やるのは演る方には厳しいのかな。
 ファンとしてはもっともっとって思っちゃいますけども。 
 
 楽しかったです。
 
 大阪で銀河英雄伝説の舞台観て来ました。

 ユリアンとヤンがあまりにラブラブで・・・素晴らしかった・・・・。
「ユリアンとヤンて漫画でも変だったけど芝居はさらにおかしい」
 と同行者に言うたら
「あの二人は原作もああだよ」
 と答えられた。
 私原作読んだの四半世紀くらい前だからよく覚えてないんだけど、原作読んだ時にユリアンとヤンのいちゃいちゃぶりに途方に暮れた覚えはないのだが。
 
 話の最後、このエピソードの詰め具合でこの流れなら、最後はあれかな?くらいに予想しつつ観劇してたら、ちがってた。
 私の予想は外れる事が多いのでそれは不思議ではない。
 不思議なのは。

 最後の最後もユリアンとヤンだった事だろうか。

 なんかいっぱい戦争して人が死んだのに、最後はユリアンとヤンがいちゃいちゃと同じ星を見て終わりました・・・・・・。

 ええと。
 死んだ恋人ラップを忘れきれないヤンが新妻ユリアンといちゃいちゃと幸せに暮らすお話。
 て言うのであらすじあってるかしら。

 面白かったです。

 しかしドライアイスで宇宙船作る所から始るとは思わんかった。
 かなり話ぎゅうぎゅう詰め込みまくりなかんじ。
 役者さんが豪華すぎてびっくりした。
 役者さんだけで予算なんぼかかかるのとか思ってしまう。

 あんだけ踊るんならついでに歌っちゃってミュージカル仕立てにしてくれても私は全然かまわないと言うか嬉しかったのですが。
 ラストで全員で歌うなら作中で歌ってもええような気がするんだがな〜

 銀英の舞台はまだ続くらしいですが、また大阪に来てくれる事ってあるのかなあ。
 東京は観劇のために行くには遠すぎる。

 
 椿火呂花さん目当てではやみ甲ダンスカンパニーさんの公演を観て来ました。

 面白かった!
 ごっつ面白かった!

 初見では「これ韓国設定嘘過ぎね?」と韓国歴史ドラマ観まくりおばはんは思ったのですが、パンフレット読んだらこのいかにも韓国な話は架空の国でのお話だったらしいです。・・・だってタイトルに韓流ってついてるからてっきり・・!
 
 脚本が良かった〜〜
 どんでん返しも上手いんだけど、キャラクター配置が絶妙。
 主人公は悪役っていうか黒い役でかっこいい。
 椿さんの王子様はヘタレなんだけど、このヘタレに忠義を尽くすかっこいい部下と平民出身の親友が配置されてるのよ〜〜
 美味しいのよ〜〜
 椿さんがヘタレ王子なんだけど、このヘタレがいいのよ〜〜
 美青年が慟哭しながら床に手をつくとそれだけで身悶えするわあ。
 ヘタレだから王子のくせにやたら部下と親友に甘えた視線なのよ〜〜
 おおう、おおう、みーもーだーえーるーーーーー。
 そんで椿王子のヘタレっぷりが後のドンデン返しをきかせてくれるのよ〜〜
 ヘタレ王子だとばかり思ってたけど、最後のあたりではすんごいかっこいい感じになってるのよ〜〜
 すげえ良かった。

 この話ってごく当たり前に作ると椿王子があんまりヘタレじゃない感じになって主人公で主人公の悪役が適役に配置されるんじゃないかな。
 悪役を主人公に持ってきてるのが上手いな〜〜
 上手いと言うか、主役に当て書きしたらこうなったって事なのか?

 普通に面白いお話でしたが、腐女子にもさらに美味しゅうございました。

 ダンスカンパニーだからでしょうか、芝居の中でダンス場面がふんだんにあってそれも良かった。
 主人公の心情をあらわすために仮面のダンサーが出てくるんだけど、これが良かった〜〜

 ショーも良かった。
 椿さん目当てで観劇しに行ったのに女子から目が離せませんでした。
 だってみんな肌露出すごいんだもん。
 生腹出しまくりですよ。
 そらおばはん視線は腹に釘付けですよ。
 芝居でファワン様やってた人がすっごい綺麗でかっこよかった。
 ファワン様って椿王子の育ての母って設定のおばさん役なんだけど、ショーになると身体が!身体がすごいきれいかっこいいの!
 ダンサーって言われる人ってかなりやせてらっしゃるじゃないですか。
 やせた女性って美人多いけど、でも身体の曲線はもうちょっと物足りないなあって私は思うんです。
 でもファワンさまの曲線すごい綺麗なの。
 やせてるのよ、太ってなんかないのよ、なのに背中から尻にかけての曲線がすばらしく綺麗なのよ。
 身体が綺麗なのかダンサーとしての動きが綺麗なのかは私に見る目がないからちょっとわからないんだけど。
 ファワン様出てる時はファワン様に目が釘付けになっちゃったなー。
 かと思えば、肌露出の大きい若さはじける娘さんも力強く踊ってらしてねえ。
 すいません、ショーは男役さんより女役さんばっかり観てました。(特に腹。もちろん太もも。)

 ショーでトーク場面(アドリブかと思ったけど、台本があったもよう)があったんですが、こちらのノリにはちょっとついていきにくかったです。
 大阪の人ならあれが普通なのかなあ?
 椿さんがトーク場面でなんとなく浮いてるというか混ざってない感じがしちゃったんですが、そんな椿さんの途方に暮れながら頑張ってる感が美味しかったです。
 
 面白かった〜〜
 

薔薇とサムライ

2011年6月25日 演劇
 ゲキ×シネ観て来ました。

 天海さんかっこ良かった〜〜
 素敵〜〜
 天海さんコスプレ三昧。
 海賊もかっこいいし、女王様にはひれふすし、オスカル様風しびれるし、破れたブラウスで縛り付けられてるともんどりうつわあ。
 もうちょっとブラウス破れててくれてもよかったのだが。(え)
 宝塚在団中の舞台姿はビデオでしか拝見してないのだけれど、宝塚在団中のお若い頃よりも近年の天海さんの方がかっこよくて素敵だよな〜〜
 ぽわわわん。

 ゲキ×シネは時々うつ展開と言うか不幸描写でしんどいのだけど、今回のはそういうのないです。笑って笑ってすかっとして元気になれる感じ〜
 面白かったヨ〜〜
 帝国劇場に行ってきました。
 目当てはかつら屋の絵理さん。
 数年前にもレミゼは一度観てるのですが、その時よりも感動したし泣けました。
 歳のせいかな。
 絵理さんだけでなく、アンサンブルの方々は色んな役で出ずっぱりみたいでした。
 絵理さんが出てくるとすぐわかるのは、本当に目立ってるからなのか私が絵理さんを大好きだからなのかはよくわからないなー。
 司教のお手伝いさんとか、女工さんとか、気がふれているらしい通行人とか革命の場面にいる市民とか、全て役が作り込んであって別人格なのが絵理さんって感じがします。
 かつら屋さんはすごい怖かったー。
 ファンティーヌ逃げてーって感じ。
 アンコールが長いのにびっくりしたけど楽しかった。
 入り出もしましたが、宝塚のファンクラブのガードによる整然とした入り出に慣れていると、スターさんが出るまでの人のあふれかえった楽屋口はどうしていいかわかんない感じ。通い慣れてる人達にはそれなりの作法があるのかな?

 すごく良かった。
 舞台はいいですね。
 なんだか気持ちを持ち上げると言うか、心を元気にしてくれる力があると思う。
 観劇して友だちと別れるまでは
「千秋楽まで日があるし、無理すればもう一回くらい来れるかな」
 と思ってたんですが無理だ。
 帰りの新幹線の席に座ったとたん目が開かなくなりました。
 すごい疲れてた。
 ただ東京行って観劇して来ただけなんだけどなー。
 都会の人ごみは引きこもりの田舎者には歩くだけで疲れます。
 絵理さんには会いたいけど上京は年一くらいでいいや。


あてがはずれた

2010年11月16日 演劇
 近所の劇場に梅沢武生劇団と言うのが来てたので観に行きました。
 スーパーにあった2000円で見られます割引券もって。

 私はあんまり女形さんを見た事ありません。
 福山に歌舞伎が来た時も楽しみにしてたんだけど、女形さんの出ない演目だったりしたんだ。
 一度だけ歌舞伎でがっつり見れた女形さんは奇麗だったな〜〜〜

 そんで、女形さんを楽しみに行ったのですが。

 女形さんは私の期待よりもはるかに出番が少なかったです。ち。
 まず人情芝居があって、売り出し中の演歌歌手のコーナーがあって、歌謡ショーがあって、その後のようやくある舞踏ショーでやっと女形さんなの!
 舞踏ショーは30分も無かった気がする・・・。
 
 いや、舞踏ショーでちゃんと奇麗な女形さんは見れましたよ。
 見れましたけどね。

 物足りないわあ。

 がっつり奇麗な女形さんを見放題に見ようと思ったら、下調べしてそれらしい演目のそれらしい芝居を観に行かねばならんのかなあ。
 福山にいて見ようと言うのは無理なんじゃろか。
 
 ベタでコテコテギャグなお涙頂戴人情芝居で全く問題ないと思うんだけど、どうせなら登場人物に一人花魁とかお女郎さんとかお姫様とか混ぜてくれればお芝居でも女形さんが見れたんじゃないのかなあ。(まだ言うか)
 ベタでコテコテギャグのお芝居なんだけど、客席はどっと笑ってて、年配の人の笑いの沸点ってこんな感じなんだーと興味深かったです。
 

THEATRE MOMENTS Vol.14
『マクベス −シアワセのレシピ−』
観て来ました。
 目当ては絵理さん。

 すごく面白かった!
 こーれはイイ!
 すでに私が観劇したのが再演だったのですが、まだまだ再演する値打ちがあると思う。
 この劇団の他の公演も観たいと思いました。
 話がすごく練り込んであるし、小道具の使い方が素晴らしく、役者が上手い人ばかりで観てて本当に気持ちよかったです。

 マクベスとマクベス夫人がそれぞれ4人いた。
 いわゆる起承転結それぞれって感じ。
 こんな演出初めて観ました。
 マクベスと夫人の心理変化にあわせて役者が入れ替わって行く。
 役者さんはマクベスや夫人をやってる時以外は他の役をやっています。

 まずマクベスとは全く関係ない余興から始まる舞台。
 それがマクベスのオープニングに続くのがまず上手いなあと思う。

 最初は初々しい一番めマクベスと一番め夫人。
 この二人の希望に燃えた若さとゆがみのない清らかさが全ての始まり。
 一番目マクベスすごく誠実そうで良かった。
 将軍って言うより王子様って感じ。
 二人の結婚式から始まります。
 結婚式で指輪になぞらえて二人の指をつなぐ一本の赤い糸。
 
 この小道具の糸の使い方が本当に上手い。

 ごく普通の善良な二人だった筈なのにマクベスは魔女の予言を聞いてしまう。

 マクベスと言えばこの予言をする3人の魔女が有名なキャラクターですが、この芝居では魔女は出てきません。

 小道具として色を塗られた新聞紙も上手く使われています。
 森の場面では、マクベスとバンコーが迷い込んだ時に霧がたちこめてるって設定になってる。
 黄色く塗った新聞紙をもった役者達が、うごめいて霧を表現してる。
 そしてそれぞれが手に持った新聞紙をくしゃくしゃにして、人外の生き物を表現して、予言を行う。
 こんな説明じゃわけわかんないよねー。
 すいません。
 再演したら観に行って下さい。

 さて、予言を聞いたマクベスは夫人に手紙を書く。
 新聞紙で作られた紙飛行機を持ってゆっくりと歩く役者。
 紙飛行機からは赤い糸がほどけ出る。
 紙飛行機は夫人の手に届くと手紙となり、その手紙につながる赤い糸をたどってマクベスは夫人のもとへ帰って行く。
 この時二人の間には確かな絆があって、それが赤い糸で表現されている。

 予言を夫人に手紙で教えはしたけど、予言の通り王になりたいとはまだ考えてもいないマクベス。
 だけど、善良だった筈の夫人の中には「王を殺してでも夫を王にしたい」と言う欲望の種がまかれてしまった。
 清らかな一番目夫人が望んではいけない夢の種を心の中に持ってしまうあたりの役者さんがわかりやすくて良かった〜
 マクベスを王にしようと思えば王を殺さなきゃならない。
 それは悪い事だ。
 だけど、人の会話のはしばしから自己を正当する言葉を拾い上げてしまう。
 そうしてマクベスが王になるのは悪い事ではないと己をだまそうとしてるあたりのマクベス夫人がとてもいい。
 
 4人のマクベス夫人を演じる役者が出て来て、赤い糸でつながれながら、耳障りのいい言葉を羅列して夫人の欲望を芽生えさせる。
 自分の言葉で自分をだまして、悪事に手を染める決意をするマクベス夫人。

 ここで役者交代。
 二番め夫人。

 二番め夫人にそそのかされる一番めマクベス。
 夫人にそそのかされながらも王を殺す気になれない一番めマクベス。
 そこに二番めマクベスがあらわれます。
 二番めマクベスは王を殺してでも王になりたい欲望のマクベス。
 この一番めマクベスと二番めマクベスは同時に存在します。
 マクベスの中での心の葛藤が、一番めと二番めが同時に存在してる事で表現されてるんだと思う。

 二番めマクベスが王に刃をつきつけようとする時に、二番めマクベスに手を差し伸べて引き返すよううながす一番めマクベス。
 二番めは一瞬一番めの手をとり引き返そうとするのだけど、寝ていたはずの王が起きて、短剣を手にしたマクベスを見てしまった。
 もう戻れないマクベス。

 王を殺してしまうマクベス。

 ここでの新聞紙と赤い糸を使った演出が上手い。
 新聞を引き裂く事で死を表現してるんだけど、その新聞紙でてるてる坊主を作って、赤い糸で首をくくって舞台中央に飾るんだ。
 
 初演は知らないけど、私が観たマクベスでは、二番めマクベスは一人でマクベス夫妻が我欲のために殺人者に堕ちるさまを表現していた。
 大変だったろうなあと思うけど、それを一人で演じきったんだから上手いなあと思いました。

 三番めマクベスはダンカン王をやってたのと同じ役者さん。
 え?
 と思ったけど、役者さん11人の内男子5名。
 男子5名の内4人がマクベスやって、ダンカン王とバンコーやろうと思ったら、そうなるよねえ。
 この方がまた上手い。
 三番めマクベスは王を殺してしまった事を苦悩するマクベスです。

 三番めマクベスは暗殺者にバンコー殺害を命じる。
 この時の三番めマクベスはまだりりしい。
 だが、暗殺者がバンコー殺害を知らせて来た時から、マクベスの苦悩は始まる。
 
 バンコーの死も新聞紙てるてる坊主と赤い糸で表現。

 この暗殺者が女性なんだけどマルカム王子もやってた人で、かっこよくてときめいた。
 マクベスに顔に血がついてると言われて、血をぬぐってる芝居がかっこよかったわ〜〜
(と、男子が5人も出てる芝居で女子にときめく己に疑問を感じないでもない)

 バンコーは死んだが、バンコーの息子はまだ生きている。
 マクベスの不安は終わらない。

 そんなマクベスが宴の席にもどると、マクベスは己の席にバンコーの幻影を見てしまう。
 錯乱するマクベス。

 それまでりりしかった3番目マクベスの苦悩の演技が迫真にせまってる。
 泣いてらっしゃいましたよ。

 苦悩する三番めに宴席の客達が声をかける。
 他の役として存在していたマクベス夫人達も、夫人としての言葉で発言する。

 ここで夫人交代。

 三番め夫人はお待ちかねの絵理さんです。
 きゃー。

 三番め夫人はいきなり三番めマクベスを平手打ち。
 宴席にバンコーの幻影を見て錯乱したマクベスを落ち着かせるためなんだけど、えらいりりしいな、三番め夫人。
 これは初演もそういう演出だったのか、絵理さんが三番めだからなのかどっちなんだろう。
 錯乱して弱々しくなった三番めマクベスをかばい場をおさめる夫人。
 二人になって夫を叱咤激励する強い女三番め夫人。

 マクベスは妻に弱さをさらけだす。
 弱さをさらけだしならが、己の悪行の原因を全て妻になすりつける。
 妻の言葉で王を殺してしまったんだと。

 ここが惜しいと言うか、マクベス夫人の言葉でマクベスが王殺しを決意するあたりの表現が残念な感じだったので、ただのマクベスの逆恨みに聞こえないでもない。
 
 夫の逆恨みにうろたえる夫人。
 夫人はこの時まで夫がそんな気持ちだとは知らなかったんだろう。

 前の場面の宴席のテーブルが、2点で直角に折られた赤い糸で表現されていた。
 その赤い糸がそのままこの場面まで残されていて、床に残されている。
 その赤い糸で囲まれた中にいるマクベス。

 夫人がマクベスにかけよるけれど、マクベスは赤い枠から出てこない。
 マクベスは赤い枠の中に夫人をいれない。
 この場面の赤い視覚はマクベスの閉ざされた心なのか。

 赤い枠の内と外で顔をつきあわせながらマクベスは妻をののしる。
 落ち着いた静かな声で妻が悪いと言い募る。
 目の前の夫の言葉になすすべのない夫人。
 夫人はマクベスに腕を掴まれてたかな?
 ラブシーンと言ってもいいくらいの接近を見せながら、表現されているのは心のすれ違い。
 もどかしい。
 夫人はマクベスを愛しているのに、マクベスはもう夫人の言葉を聞こうともしない。
 マクベスの妻への憎しみ、夫人のマクベスへの愛情。
 
 マクベスは退場し、入れ違いに赤い枠の中に夫人を叩き込む。

 夫の心変わりに涙する夫人。

 夫人が取り出したのはかつて夫がくれた手紙。
 夫人だけにと打ち明けた予言の手紙。
 その手紙を読み返しながら、指で夫の文字をつたいながら、夫人は泣く。
 夫人は手紙を抱きしめる。
 せつない。
 台詞はない。
 手紙の中の文字を指でたどる仕草に過去の二人の愛情の深さが読める。
 手紙を抱きしめる夫人の仕草で、今なお深い妻の愛情の深さが読める。

 泣けた。

 ここは泣けた。
 4人の夫人の中で、もしかしたら三番めが一番の泣き所、美味しいところだったのかと思う。

 手紙を抱きしめてむせびなく絵理さんはとても素晴らしく、絵理さんがやるのが3番目で良かったと思う。
(いや、たぶん、どこの夫人やっててもそう思うんだろうなーとは思うけど)

 
 そして場面が変わると四番めマクベスと四番め夫人。

 たぶん、4人の夫人の中で一番難しい夫人は四番めだと思う。

 四番め夫人には台詞はなくて、ずっと「らーらーらー」って歌ってる。
 夫人の声なんか聞いてもいない四番めマクベスのすぐ後で歌い続ける夫人。
 夫人の手の中にはぐしゃぐしゃになった赤い糸。
 夫人はせいいっぱい手を差し伸べて、赤い糸をマクベスに差し出して歌うのに、マクベスは夫人を振り向きもしない。
 ここの夫人もまた泣かせる。
 
 必死の夫人の歌声が、もうマクベスに届かない。

 夫人は赤い糸を床に落として退場。
 舞台の上で引き裂かれる新聞。
 夫人の死の知らせ。
 動じないマクベス。
 そしてマクベスは床に堕ちた赤い糸をふりむきもせず、ゴミ箱の中の新聞紙をあさる。
「確かなもの、確かなもの」
 新聞(言葉)の中から確かなものを探すマクベス。
 予言(言葉)で人生を踏み外しながら、それでもなお言葉の中に確かなものを探すマクベス。
 ふりむけばそこには赤い糸(確かな夫婦の絆)があるのに。

 ここのマクベスは哀れで切なくてたまらない。
 マクベスが必死に確かなものを探そうとすればするほど、その人間の愚かさから目を背けたくなる。

 言葉に翻弄されるマクベスの最後の表現はマクベスが必死であればあるほど残酷だ。

 他の役者達は新聞を読んで、ありとあらゆる情報をマクベスに提示する。

 マクベスは自分に都合の悪い情報は否定し都合の良い情報(新聞紙)には飛びつく。
 やがては、どうでもいい、うさんくさい情報(新聞紙)にも飛びつく。
 そしてたくさんの新聞紙を身にまとい、舞台の上を円を描いて走り続けるマクベス。
 
 だがやがて、マクベスを破滅に導く情報が提示された時、マクベスは走るのをやめ、身にまとっていた新聞紙は地に落ちる。
 マクベスが己を鎧していた新聞紙を失った時がマクベスの終焉。
 
 マルカム王子がマクベスを討ち果たし、感動的なラスト。 

 マルカム王子が殺戮者マクベスがいなくなり平和が来たと感動的に告げる。
 マクベスは憎き暴君マクベス夫人は稀代の悪女とののしられる。

 そんなマルカム王子の言葉でしめくくられた芝居の最後には、再び一番めマクベスと一番めマクベス夫人が背中を見せてあらわれる。
「幸せにするよ」
「ありがとうマクベス」
 冒頭の結婚式での台詞。
 憎き暴君と稀代の悪女のかつての姿。

 終り。


 面白かったー。

 赤い糸の使い方が本当に上手くて。

 四番めマクベスは殺戮者となっている。
 それをたくさんの赤い糸でくくられた新聞てるてる坊主の登場であらわしていた。

 テーブルは横一文字に張った赤い糸であらわしてるし、血のりも赤い糸で表現してた。

 心理状態だけでなくて、色んなものを赤い糸で表現してるのが上手いなーと思いました。

 それに新聞紙。
 最初は普通に上手いなあと思ってたんだけど、四番めマクベスが「確かなもの」を探して新聞紙をあさってる時に「だから新聞紙だったのか」と思い至る。
 赤い糸を見向きもせずに新聞をあさる様は本当に見事だった。

 絵理さんはマクベス夫人をやってない時はあれこれやってましたが、なんでああ男らしくりりしんだろう。笑顔。
 宴席の客とかで出てたりもしたんだけど、あれは男子設定だったように思う。
 男役ってわけじゃないですけども。

 絵理さんの女優デビューがこんな面白い芝居で重要な役だった事が嬉しい。
 


 でも手放しで面白かったわけでもなくて、一カ所と言うか二カ所わかんない場面もありました。
 相撲取りと整体師の小さなお笑い場面が二つある。
 このお笑い場面がなんであるのか、それは私にはわからなかった。
 客席には絵理さんファンの顔見知りがけっこういたので、あれは何なのか?
 と話題に出してみたけど、誰からも納得できる答えは返って来なかった。
「あの時の一言で人生が変わった」とか「生きると言う事はゆがむと言う事」とかお話に絡んだ台詞は言われてはいた。
 けど、あの場面なんであったのか、今思い返してもよくわからない。
 これが宝塚とかならお話に必要のない場面が挿入されても
「衣装替えや舞台装置転換の時間稼ぎ」
 だと思うから気にしないんだけど。
 このマクベスは全員お揃いの衣装を着たきりだし、転換する舞台装置なんてない。
「息抜きの場面が欲しかったんじゃないの?」
 と隣で見てた知人は言ってたけど、それにしても相撲取りと片言でしゃべる整体師でなくていいだろう。
 マクベスに出てくる登場人物を誰かお笑い部門でいれてもいいんじゃないかと思うんだけど。
 私には息抜きの場面と言うよりは、せっかくのマクベスの世界観が切断されてしまって惜しい気もしたんだけど。
 この脚本を書いた人が無駄な場面を無闇に挿入したとは思えないから、何かしらの考えがあって何かしらの意味があるんだろうとは思う。
 でも私には意味がわからなかった。
 ちょっと残念。


 マクベス夫人に「幸せにするよ」とマクベスが言った結婚式から始まるお話。
 描かれていたのは二人の破滅。
 そしてタイトルには−シアワセのレシピー
 なんとも皮肉なタイトル。


 ☆

 
 これは芝居とは関係ないんだけど、久しぶりで絵理さんファンにわんさか会えました。
 主に劇場そばのデニーズで。笑。
 なんかその劇場の観劇のチケット半券持ってると100円割引があったんで吸い込まれるようにデニーズに入ったら、あっちのテーブルにも知り合い、こっちのテーブルにも知り合い。
 こういう、観劇に来たら知り合いいっぱいって感じは久しぶり〜
 観劇後にご飯食べながら慣れたメンツで今観た芝居の感想をきゃあきゃあ言うのはいいもんだねえ〜〜〜

 入り待ちや出待ちしたいけど、案内が無かったので無いのかな〜と思ってた。
 そしたら、観劇後に出ようとしたらロビーに役者さんがあちこち立ってて、それぞれのファンやお知り合いと歓談なさってました。
 びっくりー。
 連れが小劇場はこんなもんだよって教えてくれたけど、私だって小劇場初めてなわけじゃないけど、こんなの初めて〜〜〜〜
 わあいわあい、久しぶりで絵理さんとお話できちゃった〜〜〜〜〜〜舞い上がる〜〜〜〜嬉〜〜〜〜〜
 
 千秋楽は鳴海じゅんさんが観劇にいらしてた。
「鳴海さんの後から行こう、鳴海さんが絵理さんと話してるのを遠くから眺めたい」
 と煩悩炸裂な私は連れを引き止めのろのろと進み、絵理さんにみつからないように遠巻きに眺めてましたら。
 あの人たちって、何故か挨拶で抱きつき合うよね。笑顔。
 鳴海さんと絵理さんの包容。
「いいもんみた・・・」
 とつぶやいたのは私ではなく連れだった。
 うむ。

 座席は自由席で、番号札をもらった順に中に入って席を選べる。
 気のよさそうな青年が番号札を受け取ってくれたんだけど、この方がバンコーやってた方でした。
 バンコー、芝居が始まるとちょーかっこいいのに、芝居の前はどこぞのレストランのウエイターのよう。
 芝居の前は座長さんが飴を客席に配ってました。
 100分ほどの芝居の前に、30分も客席で接待してたら体力的にきつそうな気がする。
 すごいパワーだ。

 客席と役者の距離がとても近いお芝居だった。
 これが小劇場ってものならば、もし私が小劇場がある都会に住んでいたならば、はまったかもしれない。


 とても良いお芝居を観て来ました。
 

 
 冗文におつきあい下さりありがとうございました。

 pnishさんの11回目の公演。
 いや、私すいませんがpnishさんて知らなかったんだけど。
 コインブラ観た後ハシゴ出来ると言うだけで観に行った芝居です。
 私の観劇はいつも場所と時間で決まるのよ・・・・。

 適当にネットうろついて見つけた公演なんだけど、面白かったよ〜〜
 出演者が男子ばっかりと言うのでスタジオライフみたいなのかと思ったら、無理から登場人物全員男にしてた。笑。 
 
 チープと言えばチープなんだけど、派手でスピーディな展開であきずに楽しめました。
 キャラクター設定とか配置とか漫画っぽいかな?
 コメディなんだけど、ちまちまっと泣かせっぽい設定が入ってるのは好きだな〜

 また宝塚観劇ついでにハシゴ出来そうなら観に行きたいな〜


 ☆



 当日いっしょにコインブラ観て翌日いっしょにラストプレイを観るヅカ友を誘って行きました。
 ドラマシティ観劇だから梅田のホテルをとったのに、夜は神戸に行こうと誘ったらOKされたので実は驚いた。
 だが友人は朝の内にヨドバシで買い出しをしてコインブラ観劇の後神戸に行く合間にロフトと阪神と阪急で買い出しを済ませていたのにさらに驚いた・・・・。
(ちなみに私はホテルで寝て友達の買い出しが終わるのを待ってました)
 私は梅田で芝居観た後神戸で芝居観るとかってけっこう忙しいと思ってたんだけど、そうでもないのかな。
 宝塚で1日に2公演観るだけでも私は下手するとご飯食べ損ねるんだけど。

 


ひゃくまんねんぶりのよしづきさん!

 ひゃくまんねんぶりのよしづきさん!
 おおはしゃぎのわたくし!

 

 てなわけで、宝塚OG様8名御出演でらっしゃいましたが、私のブログなので嘉月さんについて語らせていただきとうございます。
 おぼろな記憶で書いてるから、お友達は何か書き忘れがあったらコメント欄で補足して下され〜〜〜


 嘉月さんの歌は4曲。

 各々の歌の前に藤倉学園園歌を全員で。

 それから順番(?)に。

 嘉月さんは第1部で2曲。

 スカーレットピンパーネルより「ひとかけらの勇気」

 白い丈長のジャケットに、中は黒ズボン黒シャツ。
 胸元には派手なキラキラアクセ。

 歌の得意な嘉月さんなので、歌には聞き惚れ惚れ。

 でもやっぱり嘉月さんなので、歌を聞いてるより芝居を観てるよう。

 歌いながら、情感たっぷりに全身で心情を表現なさってます。
 客に背中みせて歌うところなんかもアリ。


 エリザベートより「私が踊る時」

 これは真園ありすさんとのデュエット。
 白ドレスの真園さんがエリザベート。
 嘉月さんはひとかけらの勇気の時と黒のジャケットに交換してトート。
 髪は黒いままのロング。

 いやあああん、かっこいいい〜〜〜〜
 黒髪のトートもいいんじゃね?
 過去に黒髪トートいなかったけど、次のどなたか黒髪どうよ!?
(と萌え狂ってたら、友達から
 トートが黒髪じゃ地味すぎる
 暗闇からトートが出てきてもわからないじゃないか
 と却下された。
 トートが白髪なのってそういう理由か!?)

 やはりこれも、トートになりきってエリザベートに真園さんをみつめたりしてて、歌を聞かせてもらってるんだけれども、芝居を観てるかのよう。

 後のトークでおっしゃってましたが、この選曲は
「真園さんとデュエットするため」だったそうです。

 第一部の最後は全員で藤倉学園園歌。
 この時みなさん自分の歌の時のお衣装だったのですが、朝比奈慶さんだけは着替えてらっしゃいました。
 朝比奈さんの在団中はあまり存じ上げないのですが、気合いの入ったお衣装と流し目にやられそうだった。
 

 第2部でも嘉月さんは2曲。

 ガイズ&ドールズより「Luck be a Lady」を黒の丈の短い可愛いドレスの朝比奈さんと。
 嘉月さんは黒のソフト帽に前身ごろの丈の違う黒シャツで紫のスーツ。
 髪は一つに束ねてました。

 上手から朝比奈さんが飛び出して歌って、嘉月さんは下手から飛び出して歌って。

 これもやっぱり芝居気たっぷりで歌ってらっしゃいました。

 男より女の方が背が高いカップルで歌ってらっしゃいました。
 カップルで男の方が背が低くて良い女連れてると、なんだか妙にカンロクあるよなー。笑。


 ミスサイゴンより「命をあげよう」

 赤いアオザイで!!!
 頭に赤いお花つけて!!!

 かわいいいー

 これも座って歌いはじめたりして、もう、この人、歌わせると絶対役に入り込まなきゃならないお約束ですよ。
 
 4曲中女役で歌ったのは一曲だけ。

 男役で歌った3曲中2曲は女付きでらっしゃいましたよ。

 ファンとしては男役姿が観れて嬉しかったです。うふうふ。

 最後に2曲全員で歌う時にはLuck be a Ladyのお衣装ソフト帽無しバージョン。
 Luck be a Ladyを歌ってた時には男らしかったのに、全員での歌の時は同じお衣装なのに可愛い感じに戻ってました。

 全員になると出演者の中では下級生なので可愛い系の顔つきになる御様子。


 トークの事はあんまりはっきり覚えてません。
 すいません。

 朝比奈さんが
「一言一句間違えないように歌いたい」
 とおっしゃった後に(下級生順にコメントしてたので)嘉月さんの番になって
「間違えても堂々と歌いたい」
 と堂々とおっしゃってたのが印象深いです。

 短いトークでもキャラが立ってるわあ。


 指揮の御崎恵さんが出演者にいじられてました。
 指揮棒にキラキラをつけてるのをいじられ、メトロノームと、あと何でしょうか?メトロノームの横に小さい箱みたいなのを持ってらしたんですが、そのどちらもがキラキラにデコされてました。
「大阪の女?」
 と問われていた御崎さん。
 大阪の女なら指揮棒やメトロノームをデコするのも当然と言う会話の流れ。

 御崎さんは第1部と第2部で衣装替えなさってました。
 普段観客には肩から上しか見せてくれないけど、御崎さんもカッコイイんだから、もちょっと露出してくれてもいいのにね〜
 でも、衣装替えはしてくれても、舞台上で指揮してるから客席には背中むけてました。残念。

 ☆


 追記(7月3日)

 最後にすみれの花咲く頃を全員で歌われたのですが、何故か嘉月さんだけ低音部。
 お一人だけ低音で声響かせてらっしゃいました。


 ☆


 他。

 六本木で「ソロモンの指輪」観て来ました。
 えり友に上京ついでにソロモン観ると話したら、今上映中なの知らない人が多くてべっくら。
 私も友達のブログでただいま上映中なの知ったんですが。
 観て無いなら一度は観に行くといいよ〜〜
 すぐ終映になるよ〜〜〜
 六本木ヒルズの映画館でモーニングショーよ〜〜〜
 福山では絶対上映しないと思うので、ちょうどよく上映してて良かった〜〜〜


 友会ではずれたので宙組観劇はあきらめてたんだけど、ちょっと期待を込めて上演時間前に劇場前を通りすがったら運良くチケットゲット。
 観劇して来ました。
 己の運に乾杯。
 やはりどう観ても男爵の狙いは探偵。
 もしかして会計士は特許取り損ね男狙いか?


 スタジオライフの「LILIES」観て来ました。
 面白かったけど、重かった。
 上京中にもう一度観たいと思うくらい良かったんだけど、重かったので辞めました。
 疲れた年寄にはリピートするにはキツい話だった。


 ここらへんの事は後で覚えてて時間があったら、また日記に書くかも書かんかも。

 とりあえず、遊んで帰ってきたのでしばらく真面目に仕事します。


 

 映画館で歌舞伎をやると言うので観て来ました。

 面白かった。

 が。

 映像で観るんなら、これは映画館でなくて家のTVで良かったような気がする。
 役者が大写しになる時、すごい汗だくなのが気になったわ〜
 ナマの舞台で客席から汗だくの役者さん観てても遠目なせいかさほど気にならんのだが。
 
面白いのは面白いんだけど、暗いからひとには勧めないなー。
 コミカルだと思ってたら、クライマックスあたりから人間の醜悪さ全開で暗くてたまらんかった。

 また福山で第二弾以降も上映するんなら観に行きたいけど、それはその時の都合次第かな〜

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