星組みてきた

2019年8月12日 宝塚
 星組公演見てきました。食聖。
 間違いなく面白かったし、派手だったし、テンポよかったし、痛快だったんだけれども、私が宝塚に求めてるのはこういうんじゃないんだがなあ。
 面白かったです。

 私の大好きな記憶喪失ものだったんですが、こんなに私の好みの設定で私の好みからを外された話初てかも。笑。

 イケメンが記憶喪失の男拾って上手くやってたのに痴話喧嘩して別れて「あいつに愛を教えてやりたかった(失敗した)」って新しい男に愚痴る話。
 イケメンが記憶喪失に
「これお前が倒れた時そばに落ちてたやつ。これでお前の素性調べようとしたけどできなかった」
 ってわたしたペンダントがGPSで途端にご両親が記憶喪失をお迎えに来たよ。
 もしかしてイケメンがそのペンダント取り上げてなかったら、すぐにお迎えが来て話が始まる前に終わってたんじゃないの疑惑。

 さて、記憶喪失です。
 記憶喪失ものといえば、最大の見せ場は記憶を取り戻す場面じゃないかと思ってます。
 この話、それがありません。
 GPSを主人公が手にした途端、ご両親が「息子の居所がわかった!」になってお迎えいきます。次にご両親と出てきた主人公、もう記憶を取り戻してるんです。
 なくした記憶を取り戻す感動的な場面など、なかった。

 記憶喪失ものといえば、自分が誰だかわからない不安に襲われる主人公ってのが定番かと思ってます。
 この主人公記憶はないけど自信満々です。
 不安などない。

 記憶喪失ものといえば、失った記憶になんらかの謎があるのも定番ですが、謎などなかった。
 イケメンに拾われて美味い事暮らしてた。
 イケメンと痴話喧嘩して路頭に迷ったけど、すぐに美少女に拾われて美味い事暮らし始めてた。

 なぜか炎を操る天才で料理の天才なんだけど、自分の能力に疑問のかけらもなかった。

 記憶喪失ものだけど、なんかこう・・・大映ドラマと昭和の少女漫画で育った私の求める記憶喪失ではなかった。

 面白かったけど、なんか私の求めてる宝塚とは違うんだよねえ。
 悪いっていうんじゃなくて、面白くていいんだけど〜〜〜
 
 などと思ってましたが、ショーは私の求めてる宝塚だった。
 黒燕尾で大階段でずらり。
 ああいうの、あれがいいの、ああいうのが見たいの!
 ボレロもよかったな〜〜〜〜〜〜

 よかったよ〜〜〜

最近の宝塚の難点はチケットを取りにくい事なんだけど、私はいつもの事ですがお友達からのお恵みチケットで観劇しておりますので、そこんとこは別にいいかと思ってます。
 昔みたいに、平日ならいつ行っても当日券で見られるってのが敷居が低くてよかったんだけど、それはそれで経営が心配になるものなあ。

 
 
 宝塚観てきました。

 初演だから再演だかうろ覚えだけど、映像で見た覚えがあります。
 スカステで放送してたんじゃないかなあ?
 この話、こんなだっけ。

 家出したお嬢様が水夫と恋愛します。
 この水夫、船で博打して無一文になったクセして「妹が病気」と友達に嘘をついて友達の有り金を借りておきながらその金を散財するというアレな人です。
 お嬢様と出会ったその日に連れ込み宿に連れ込んじゃうアレな人です。
 宝塚の主人公としてどうなのよと思うけど、お嬢様も結構アレな人なんでお似合いです。
 お嬢様には婚約者がいて、イケメンです。
 この婚約者、お嬢様が家出して水夫と結婚するとか言い出しても自殺するとか言い出しても沈着冷静。
 お嬢様の妹に告白されても落ち着いてます。
 どっしりです。
 
 この婚約者が一番動揺するのが、お嬢様父から
「娘と結婚しないならお父さんと呼ぶな」
 と言われた時です。
 固まってた。
 え。
 お嬢様が行きずりの水夫と連れ込み宿に入っても動じないのに、お嬢様父に「お父さんと呼ぶな」って言われたら動揺するの?

 もしかしてあなたの本命はお嬢様でなく、お嬢様父ですか!?

 って思いながら見てたんですが、どうなんだろう。
 お嬢様父は婚約者の事を「親友の息子」って言ってたけど、その人見当たらなかったんだよね。
 もしかして死んでるのかな。
 父親なくして、父親の親友に育てられたとかなのかな。
 彼が本当に愛してたのは、お嬢様ではなくてその父親だったのかもなー。
 ここは腐った意味でも、父親を求めてる意味でもどっちでもいいけど。


月とサンポーレ

2018年1月27日 宝塚
月とサンポーレ
月とサンポーレ
月とサンポーレ
 真山葉瑠さん作演出の月組OG公演を観劇してきました。
 感想日記書こうと思ってたんだけど、仕事が終わらなくてのんびり文章書いてる根性が湧かないのでメモだけでも〜〜
 写真は友達が撮ったものです。
 掲載許可貰ってます。
 上演中に写真タイムがあって、撮った写真はネット掲載してOKって事でしたので、これだけでも〜〜

 すごく面白かったですよ〜
 宝塚ファンなら笑っちゃう寸劇というよりもコントと呼ぶ方がいいんじゃないかって感じのネタで前半は笑わせてくれました。
 宝塚受験ネタ。
 早変わりネタ。
 自主稽古ネタ。
 組み替えネタ。
 身長のあまりないトップネタ。
 後半は出演者6人で、歌ってショータイム。

 自主稽古のネタは私は3公演見たんだけど、だんだん伝言ゲームの振り写しが大変になっていってたので、3公演見るのが一番楽しめたと思います。
 早々にチケット完売してたから、早くにチケット買ってなきゃ3公演見るのは無理だったろうなとは思いますけども。
 
 面白かったけど、3回しか公演がなかったのは勿体なさすぎ〜〜〜
 キンケロシアターは駅からも近くて感じのいい見やすい劇場だったけど、あの客席数で3回だけだったのは、本当に勿体ない。
 スカステ収録して放送してくれても良かったんじゃない?
 とか思っちゃう。

 関西で再演してくれないかな〜〜〜
月組公演観てきたよ。
観てきたけど・・・

あ、あれは・・・ナニ・・・・。

グランドホテル、月組初演は見てません。
私が見たことあるのは白黒の映画です。
映画では見たことあるんだけれども。

オットーが美形の華奢眼鏡だと視覚的にちょっと大変な事になってない??????

男爵が美丈夫なのはいいよ、いいんだよ。
がっしりしたハンサムさんで素敵だよ。

でも、がっしりしたハンサムさんが、病気の華奢眼鏡(美形)に親切にして懐かれるとなると、もう、もう、もう、視覚的に!
視覚的に破壊力すごくて!

タキシードの美丈夫が、タキシードの華奢眼鏡を抱きかかえるとか!
ひざまづいてるとか、ていうか、あの二人がタキシードでイチャイチャしてる間中ずっと、視覚的に!視覚的に!
いや、セリフも結構なんか結構
あわわあわわ
もうこれもうこれ、

これで付き合ってないとかおかしいです。

いやもう。

大変な事に。

そしてさらに、運転手と男爵もおかしい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

視覚的にはオットーと男爵がおかしいんだけど、設定とセリフというか芝居というか関係性でいうと運転手と男爵の方が・・・・・。

なんせ男爵の方は盗みをごまかすために、えっらい年上の女といきなりセックスできちゃう男だからなあ。

なあ。

普通に名作です。

普通に名作ですが、腐女子的に観ていて大変でした。


⭐︎


綾月せりちゃんかわいい。
(月組公演観た時のお約束のうわごと)
せりちゃんかわいいよう、かわいいよせりちゃん。
せりちゃんがかわいいだけで、月組公演は観たいと思う。
星組バウ公演観てきたよ〜
面白かったよ〜〜

「キミはキミの価値を分かってない」
ってセリフ少女漫画で100万回読んだけど、竹中半兵衛が秀吉に言ってるの初めて見た。

平和な世の中にしたいなーと思ってるイケメン半兵衛くん。
半兵衛くんに憧れてる秀吉ちゃんが
「一緒に信長様にお仕えしよう?」
ってやってきたよ。
賢いイケメン半兵衛くんは、自分の理想のためにタラシ笑顔とタラシボイスでチョロい秀吉ちゃんを好き放題転がしまくるよ。
ってお話でした。
秀吉チョロい。
「覚悟してって言ったよね?」
って半兵衛くんに言われただけで、秀吉ちゃんは命がけの任務を引き受けちゃうよ。
だけど半兵衛くんが命がけで戦うのは美形黒田官兵衛くんのためなの。
ひでえ。
半兵衛ひでえ。
そんだけ秀吉をいいようにしまくったんなら、もうちょっとなんかしてやれよ。
もう秀吉ちゃんたら、半兵衛くんに抱きつきたいハグしたい感じ溢れでてたじゃないの!

イケメン半兵衛が秀吉をたぶらかしていいようにする話でした・・・・。
普通に喋ってるだけなのに、なんであんなエロいんだ半兵衛・・・・。

面白かったです。

⭐︎


七海ひろき氏のお茶会に連れて行ってもらったよ。
頭いい人なんだなーって印象の人でした。
お茶会の話はどれくらいネットに上げていいのかわからないので省略。

金色の砂漠

2016年11月13日 宝塚
 宝塚で花組公演観て来ました。
 良かったです。
 でも観劇後に腐った仲間たちと腐った会話を楽しんでしまったため、私の脳内の「金色の砂漠」は奴隷ギィがえらいこっちゃのエロ話になってしまってるためとてもネットに感想が書けない。
 砂漠もので美貌の奴隷ですよ。
 お姫様づきの奴隷でお姫様の寝室で寝かされてる奴隷ですよ。
 お姫様の求婚者が初対面で
「この奴隷ちょうだい」
 ってお姫様に言っちゃうんですよ。
 まあ、奴隷が美しいのが一番いけないんですけどね。

 妄想炸裂するだろう?
 するだろう?

 いやあ、また、王様も美味しくて。
 妄想イケイケドンドンになるだろう?

 奴隷仲間がまた美味しくて。
(押さえきれない邪な笑み)

 私は自分が可愛いので本性は隠そうと思います。
 金色の砂漠をネットで語るなんて愚かな真似はしないわ!
 
 そうそう、受け攻めで友達と対立と言うのを初めてやりました。
 たいていは友達と左右違ってても
「君はまあ・・・
 いつもいばらの道を行くよね・・・」
 って生暖かい目で見られてるだけだったんだけど。
 いやあ、熱い左右バトルもいいね。
 場所がムラで左右がジェンヌってのがなんですけども。


 ☆


 花組公演はふみかさんと観たの〜〜〜
 嘘じゃないわ、数十人いっしょにふみかさんと観たのようううう
 退団なさる時に
「年に一度は皆で宝塚を見ましょう」
 っておっしゃってましたが、本当だったよ。
 ファン皆がきゃっきゃと大劇場に集って、ふみかさんを中心に一塊で観劇しました。
 楽しかったようううう。
 観劇前に私らの方にふみかさんが来ちゃった時には私らうっかり拍手しちゃって、代表さんがあわてて唇に人差し指あてて皆を鎮めようとなさってました。

 楽しかったよ〜〜。


 最近は宝塚行くとよろよろのへろへろに疲れちゃうんだけど、でもやっぱり行くと楽しい。

アーサー王伝説

2016年10月31日 宝塚
 ドラマシティで月組公演観て来ました。
 月組観劇時のお目当ては綾月さん。
 友達からグィネヴィアの父親役と聞いてたので
「また可愛い爺さんかな〜〜」
 と気軽に席についてたらちょーかっこよくて不意打ちのかっこよさにどうしていいかわかんなかった。
 だって綾月さんの今までのじいさん役って、だいたいが可愛い系だったじゃん。
 可愛いおじいちゃんばっかやってた人が父親役って聞いたら、そんなんだと思うじゃんっっっ
 いやあ・・
 いいオヤジになられて。(はらはらと涙しながら誰にともなくうなづきまくる)
 ちゃんと働いて妻子養って来ましたって感じのいいオヤジだったよ〜〜
 あの後、アーサー王への義理はあるけど娘も大事だしで苦労するんだろうなあ・・・。って感じの善良なオヤジでございました。
 この先もずっとずっと、綾月さんがいいオヤジでいますように。

 話は、だいたい皆が知ってるアーサー王。
 でも知ってる話でも作りが上手いと面白いよねえって感じー。
 
 アーサー王の話なので、12人の騎士がいるわけで、雑兵とか敵兵とかより圧倒的に舞台上には騎士がいるんですよ。
 12人の騎士はほぼ同時に出てきますので騎士ばっかりの見た目の舞台なんですよ。
 目に美味しかったです。


 ☆


 久しぶりで泊りで宝塚行ってへろへろでござる。
 雪組ファンの友達に大劇場のチケットと某お茶会の申し込みをしてもらいホテルも予約してもらい、月組ファンの友達にドラマシティのチケットをとってもらう。
 友達に寄生しまくりの宝塚ライフ。
 
 ケイレブハントの感想はまたそのうち・・・・書かないだろうなあ。
 どうしてあの事務所の男共はいちゃいちゃしてないんだ正塚作品なのに自立した人間ばっかり出て来るなんて、せっかく親友ポジションで出すならどっちかがどっちかに依存してグダグダいちゃいちゃしてくれていいじゃないか、ファンはそれを求めてるんじゃないのか!(分母を大きく言ってみる)(でも腐女子な正塚ファンはそうだと思う)
 みたいな感想というか言いがかりしか無いしなー。

 割と毎日仕事して普通に生活(睡眠食事風呂と家事)してるだけでヒイヒイなので観劇してもブログに書くところまで体力が保たないでござる。
 今このブログの検索したら、今年みた宝塚の感想何も書いてなかった。
 あらあら。
 
 紫峰七海さんがコーラスで出演(退団後初の舞台)と言うのでいそいそお出かけしてきたよ〜〜〜
 うわ〜〜ん
 ふみかさ〜〜〜〜ん〜〜〜〜〜
 会場では紫峰さんファンの知り合いと出会いまくり。
「まあ、お変わりなくて!」
とか言われたけど、まだふみかさん退団して10ヶ月だから、私たちも10ヶ月ぶりだから、そんな変わらないよ。笑。
 かなり豪華な出演者様方でしたが、私はふみかさんが目当てでふみかさん以外は実はわからない人が多(不穏な発言なので略)

 行きましたメモ的記録。
 後で書こうと思った日記なんてものは、ほぼ書いた事ないような気もしますが。

 2015年12月27日紫峰七海さん、宝塚ご卒業。

 初めて紫峰さんのお茶会に行ったのが2010年1月の上海の時だったから、この6年ばかり好きだった人です。
 歳取ったせいか、6年があっと言うまで
「私6年しか追っかけてなかったんだ」
 て感じ。

 引きこもりの仕事まみれのおばはんのスケジュールにあった観劇やお茶会は素敵に輝いてました。

 一回りくらい下(だと思う。あの人達フェアリーだから実年齢わからないので)の娘さんをきゃあきゃあ追っかけるのは、自分でもちょっとどうなのよと思わないでもないが、楽しかったよ。

 ただ、ふみかさんを好きってだけで知り合った劇場でしか会う事のない人達と、きゃっきゃとおしゃべりするのは、とても楽しかったよ。

 ただただ、楽しかったよ。

 うーん。

 なんだか語りたい気分だけど、ブログに書く程の事でもないような。
 じゃあ書くなよって話なんだけど、でも胸の内におさまりきらずに、あふれるほどでは無いけど、染みでてくる程度には
「好きな人がいなくなっちゃった」
 って言いたいような。
「でもあの人は、賢くて強い人だから、きっとどこかで幸せになるだろうし、また会えるような気もするし」
 なので悲しいわけでもないような。

 
 辛いわけでは無いんだけど。

 ただ、同じ人を好きになったってだけの、何の利害関係もない人達ときゃあきゃあ言ってたあの楽しい日々が、本当に素晴らしい得難い宝物だったなあと、千秋楽を観て帰ってからそんな事ばかり考えています。
 

月組観て来たメモ

2015年11月16日 宝塚
せりちゃんかわいいよせりちゃん
はぁはぁ
もともとは、友達がせりちゃんのファンで、私は友達の影響を受けやすいのでだいたい友達が好きな生徒さんは皆好きです。
そんで、友達がいつからせりちゃんのファンかと言うと、もう軽く10年以上なので、私もせりちゃんの事は10年以上好きなわけで。

せりちゃんかわいいよせりちゃん

とか言うてますが、この人トップさんと同期だから、もういい加減かなりの上級生なのよなあ。
でも可愛いよなあ。

月組でかっこいいと思うのは星条さんと憧花さん。
いやまて、星条さんって専科になったんじゃなかったっけ?
て思うくらいに、下調べ無しで観劇でござる。

下調べ無しで観劇したので、舞音の脚本演出がどなたなのか知りませんでした。
帰りの阪急電車でポスターみて、景子先生だったんでびっくり。
私景子先生のファンのつもりだったんだけど、景子先生ってわかんなくて。
誰の作品だろうって思ってた。
言われてみれば、水の精とか景子先生のセンスですよねえ。

そして、マノン・レスコーが原作なのもびっくりした。
・・・てっきり舞姫が下敷きなのかと・・・。
女で身を持ち崩す青年を心配する友人の存在とか、舞姫っぽいと思ったんだよう。
マノン・レスコーって昔バウでやってたよね。
ビデオで観たんだけど、話覚えてないです。
こんな話だっけ?

誰にも見えてない(スカーレットと違って、主人公本人にも見えてない?)主人公の内面として、主人公と同じ衣装で全くしゃべらない人が出てきます。
ちょっと観てれば
「ああ、この人は実在の人間でなくて、主人公の心理表現のための役なんだな」
ってのはわかるんだけど。
わかるんだけど。

無言の美青年が主人公と絡みまくるのは、絵面だけだと美味しいBLでしかないんですが。動揺。喜色満面で動揺。
これ、映像だけコラージュしたらBLの短編作れるんじゃないの、ねえ、誰か作ってるんじゃないの。
美味しゅうございました。

私は人間が破滅して行く話は好みじゃないんだけど、それを差し引いても見た目に美味しい良い作品でございましたよ。


「花乃さんって上手くなったねえ!紫の上良かった!」
 って知人に言うたら、花乃さんは紫の上じゃなかった。
 ぎゃふん。
 藤壷がヒロインだったのか・・・・。
 相変わらず全く生徒さんのお顔とお名前が覚えられません。
 紫峰さんのファンになってからこっち、花組観ててこれ。
 私はもう自分の人体識別をあきらめているので、皆優しい目で見て欲しい。

 そんな話を友人らにしたら、紫の上をやった人の今までにやった役やらなんやら解説されまくっただ。
 なんで皆そんなに花組に詳しいだ。
 ヅカ友のヅカ知識の広さにいつも驚くわ。

 100分で藤壷と不倫した所から女三ノ宮が不義の子を産む所までやるので、話つめつめでドラマとしてどうなのよと思わないでもないが、その方が役が多いので宝塚ファン的には嬉しい作りかも。
 物語のドラマ性を楽しむって言うより、源氏物語をテーマにした和物ショーを見てるって感じかなー。
 そして昭和。
 かなり昭和。
 平安絵巻だけども、昭和な感じ。
 
 Melodiaも良かったヨー。
 でも私紫峰さんしか見てないから、全体どうだったかわかんないヨー。
 全体どうだったかわかんなくても、自分の好きな人がかっこよかったら良かったって言うよな。
 紫峰さんのポリスは・・・・何あれ・・・・。
 エロすぎて意味わかんない・・・。
 若者達が喧嘩してるのを警官が止めに入ったって場面だと思われますが、健全な若者達のありがちな諍いの中にエロエロな警官がやってきてエロ臭をふりまいていかがわしい事になっている・・・。
 警官が風紀を乱しにやってきた、みたいな。
 何しに来たの警官。
 あんた治安の維持のために来たんじゃないよね絶対。震。
 ていう素敵な場面があったので、満足でございます。

 退団者3人が銀橋をわたる所で、急に泣いてしまって、ああ、やっぱり悲しいなと思ったでござる。
 白装束を買いに行かねばなあ。

ドラゴンナイト

2015年9月8日 宝塚
月組ドラゴンナイト見て来ました。
日替わりでトークがあって、私は綾月せりちゃんのトーク目当てで該当公演を見に行ったのに。
ずっと龍さんがしゃべってた。
たぶん、普段の会話もそんな感じなんだろうなー。

だいたいは龍さんの話で、せりちゃんの話は
全ツで寝坊しすぎて呆然としてる龍さんの回りで
「大丈夫、大丈夫よ」
と龍さんの荷物をまとめる綾月さんの話とかありました。

トークの時の龍さんが亀なので、次の場面のために早変わり。
綾月さんがお手伝いしながら
「ロミジュリを思い出すね」
「なんで?」
「早変わり手伝ってたから」
「そうだっけ?」
などと会話されており。

龍さんと綾月さんて、ジャイアンとドラえもん?ウォレスとグルミット?Dr.ハウスとDr.ウィルソン的な???感じ?なの??

ホームズとワトソン的な感じかなあ。
綾月さんのまめまめしさとかいがいしさとか。


へなちょこ

2015年8月29日 宝塚
 年内はちょっと忙しいです。

 人生二度目ですが、宝塚の好きな人の退団発表と言うものがありまして。
 
 宝塚ファンじゃない人とかにはなんて説明したらいいのやら。

 年末の東京公演の千秋楽で退団されちゃうんですよー。めそめそ。

 なので、この秋の宝塚公演と、年末の東京公演に何回行けるか。
 を日々公演日程とホテルの予約サイトを眺めながら考え中です。

 仕事してるだけでスケジュールがせいいっぱいなので、まあ、そんなに行けないだろうなとは思うんですが。
 何のかの言っても仕事の方が優先だし。

 ふみかさん、辞めるなんてなあ・・・・。
 しくしくしくしく。

 引きこもってて、漫画とドラマ観賞以外に趣味のないおばはんの生活の、素敵な楽しみだったのに。

 宝塚ファンになって20年近いのにファンクラブに入った人の退団が二度目と言うのは、まだ幸せな方だよなあと思いつつ、でもやっぱ淋しいし切ないし凹むのは止められないのよ。
 めそめそめそめそ。

 絶賛へなちょこ中ー。

1789

2015年5月2日 宝塚
月組公演観て来ました。
1789。
フランス革命絡みの群像劇。
すごい良かったヨ〜〜〜
音楽が良かった!
チケット取ってくれた友だちに他の日のチケットも寄越せと言いそうになりました。
いや、流石に遊びすぎると後がきついので自重じちょう。

すんごい良かったんだけど。
どうしてトップとトップ娘の役が恋愛してないのおおおお。
宝塚でトップコンビの恋愛が無いなんてとえええってなる。
主人公の恋愛相手よりもマリーアントワネットの方が目立つから、トップ娘がやるならマリーアントワネットって事なのかなあ。

始まりがクライマックスから切り取った一場面って演出です。
でもこれが、クライマックスの時に
「ああ、ここが最初の場面だな」ってのがわかりにくい。
同じ角度の舞台装置にしとくとか、同じ台詞を繰り返すとかしちゃいけなかったのかな。
あのクライマックスは一瞬で「ああ、最初の場面ここだったんだ」ってわかる方がいいんじゃないかと思うんだけどな。

「小池修一郎」作品って感じはすごくするけど、「宝塚」って感じが薄め。

綾月さんが爺でなく若者だったのが私には美味しかったです。
一番の見所は星条さんのムチかも。


ネーム出来てないのに宝塚行って来た不良漫画家でござる。

ちょっとやばい(ネーム出来るの遅いとアシスタントさんに手伝ってもらえなくなって、〆切りまで日が無いのに一人でどうにかせねばならぬ地獄が出現する)ので日記書いてるヒマないんだけど。

カリスタまた見てきたんで、後でヒマがあったら書き残したいメモ。

ロベルト可哀想。
でもやっぱりこの話で一番可愛いのは絶対ロベルト。
ヒロインよりロベルトの方が可愛くて一途で賢いと思う〜〜

ヒロインはクライマックスで主人公をピンチに落し入れます。
それに対して一通のラブレターだけで全てを悟って一瞬で作戦をたてて、アンチカルロっぽくなってる仲間もだましつつーのカルロ救出作戦に向かうロベルトの賢さときたら。
一生を共にするならロベルトにしとこうよう〜〜〜〜

ヒロインはカルロに押せ押せラブアタックで、親も無くして孤独だったとか言うカルロをちょちょいとおとしてましたが。

思い直して〜〜〜

ロベルトの方が絶対主人公愛してるからあ〜〜〜

それにしてもカルロは孤独とか言うてましたが、ベルトラムの立場は!?
しょっぱなからオリーブの枝をベルトラムの制服に刺していっちゃいっちゃしてたくせに、ベルトラムの立場は!?
あの美しい副官とはそれなりに仲良かったんじゃねえの??

浜辺でカルロとロベルトがシルエットで話し込んでる場面は何のご褒美ですか。
シルエットになんかされたら、視線とか表情とか妄想し放題の妄想暴走するに決まってるじゃないですか。
はうはう。

20年来の幼馴染みでらっぶらぶのカルロ君とロベルト君。
しれっと登場するイケメン自信家のナポレオン。

美味しいわあー
美味しかったわあああああーーーー

ヒロインのキャラクターがちょっと謎なんだけど、あれはもしかして脚本書いた人と演出してる人と役者さんとで煮詰めてないんだろうか?
カルロのセリフで
「ドレスなんか欲しがるように見えなかった」
って行ってるし、総特邸に忍び込むメンツにも入ってるし、男みたいにしてるって言われてるけど、アリシアって言葉遣いが汚いだけで女おんなしてるよねえ?
ドレス欲しがるのが不思議じゃない感じ。
まだ10代の少女かと思ったけど
「シモーヌの姉と言えばいい」的な事も言われてるし。
10代の恋愛至上で天真爛漫な少女。
20代で恋愛音痴で男勝りの女。
ていうちょっと違うキャラクターが統合しそこねた感じじゃないかなあ。

紫峰さんのお茶会があったので宝塚行って来たんだけど、幸せすぎて死ぬかと思った。

なんて書いてる間に寝オチしそうなので、またその内。
まずは起きたら死にものぐるいで働きます・・・・。


 ☆

 そういえばロベルトはアリシアに愛されてないけど
 アニータからは呪いのように愛されてるし
 セルジオからはなんかちょっとその愛無い方がいいんじゃ系に愛されてるし
 島の男子からも愛されてるし
 本人ちっとも癒されないであろう愛には溢れてるよね。

 今の花組娘役に二番手っておらんのん。
 一人くらいロベルトラブな娘がおってもよかったんじゃないの。
 私が気がついてないだけで、誰かロベルトにラブラブ視線送ってる子いた??
 

良かった良かった、良かったよ〜〜

カリスタよかったよ〜〜〜

主人公のカルロ君は幼馴染みのロベルト君が大ッッッッ好き。
フランス将校になって、20年ぶりでロベルト君ラブラブオーラ全開で故郷に帰ってくる所から始りますのよ。
もう、らぶらぶですよ!
美形の副官とかいるけどロベルトしか目に映ってない主人公ですよ!
(副官は主人公のために命がけでロベルトへのラブレター届けたりしてあげるのに)
そんでラブラブで帰ってきたけど、カリスタ独立のリーダーなロベルトとフランス将校になっちゃってるカルロなもんで、なんかこう、微妙に上手く行かない。
そこはまあまあ、押せ押せカルロ君だったり、押されるままに押されちゃってるロベルト君だったりで、美味しいですよ。
男心の微妙ならぶらぶ友情はとてもとても美味しい・・・。(目を閉じて反芻)(何度でも噛み締める)
20年ぶりで帰って来たって台詞があったから二人ともアラサーなのかな。
好き好きオーラと素直になれないツンデレ(でいながらカルロのいいなりロベルト)とか、しぶい男の友情って言うよりは若さ故にすれ違う男の友情(腐女子が違うものを感じるアレ)が美味しゅうございました。
時代背景としてフランス革命絡みでカリスタ独立の話が進むので、うやむやのうちにちょー美貌のナポレオンがしれっと登場。
主人公とナポレオンもいい雰囲気。
おおお、主人公が二人のイケメンといい感じに。
おおおお。
腐女子的にちょー美味しかったです、ちょーちょー良かったです。

ヒロインと恋に落ちてるのを表現するのに「この恋この恋」と歌ってる場面があったけど、あれ、ないとヒロインと恋に落ちてるのわかんないんでなきゃ駄目なんですが、あれ無しにしてカルロとロベルトの場面入れてくれたらなー・・・。
ナポレオンがカルロを口説いてる場面でもいいんだけど・・・。

宝塚幻想曲も良かったよ〜〜
なんか妙に日本日本したショーだなーと思ったら、これは台湾で上演予定の演目だったからなんですね。良かったよ〜〜
一回みただけなのでふみかさん捜しで終りました。
私は視野が狭いので、好きな生徒さんが出てると好きな生徒さんばかり目で追ってしまうから、一度観ただけでは全体が把握できないでござる。


月組見て来た

2014年10月23日 宝塚
月組公演見て来たよ〜
良かったよ〜

PUCKは再演だけど、初演と全然違う気がする。
初演は録画でしかみてないけど。
初演はシェイクスピアの真夏の夜の夢です!
て感じだったし、パックも妖精って感じだったようなうろ覚え。
今回の再演はシェイクスピアってよりも小池作品って感じ。
パックも妖精って言うよりは少年って感じに見えたな〜〜
役者が違うってだけでなくて、脚本とか演出とかも変えてるよねえ??

ショーが良かったヨ〜〜
先月見てたのがエリザでショーが無かったせいかな。
やっぱり宝塚はショーだよね〜〜とか思う。
青色のしずくの場面?
パンフ買ってないから場面の名前わかんないけど、良かった〜〜
ああいうの好き〜〜
もちろん男役の黒燕尾の群舞も好き。

良かった良かった〜〜
日帰りで一公演しか見てないけど、これなら一泊してもう1〜2回観ても良かったな。
毒がなくて華やかで、気持が明るくなるよ。

月組公演は誘ってくれる友達がいるのでちょいちょい見てるけど、年に数回しか見ないくらいだと本当に生徒さんの顔も名前も覚えられんわー。
いや、流石に顔は覚えてきてるけど、名前まではたどりつけない・・・。
だって宝塚の芸名読み方にとまどうから、検索して「あの人はこの名前」って探しても覚えられない。
宝塚ファンとしてダメダメな私。
初演で天海さんや久世さんのやってた役をやってた人がスターさんなんだろうなと思いつつ、かっちょいいなとも思うのであるが、ショーでは星条さんとか憧花さんとか綾月さんとかばかりを見てしまうよ。



紫峰さんのお茶会の事をレポートする時間が取れそうにないので、ちょっとだけ覚え書き。

お茶会で可愛い感じの時とサドっぽい時とあるんですが、今回サドっぽかった。
たぶんその時演じてる役によるんだと思う。

ラウシャーの役作りのお話が興味深かったです。
役作りで何かしてますか的なファンからの質問に答える形。
そこまでしてるのかと思ったのは、聖書(漫画だそうですが)を楽屋に置いてるってお話。
「イエスキリストを信じる気持がわからない」と言いながら苦悩で眉間にしわよせてらっしゃいました。かっこいいなあ。
紫峰さんの役作り的には、信仰心まで理解出来て無いと物足りないのかー。
過去のコミカルなラウシャーに比べて役作りが違うのでは的な質問には
「あれは真面目な人間があの会話をするからおかしいのであって、コミカルに作る必要はない」との事。

中日での役作りのお話もありました。

役者さんの真剣な役作りのお話は、ファンとしてだけでなくて興味深くて面白い。
紫峰さんが話してると何話してても「いかすーすてきーかっこいー」って目で見てしまうけど、プロの語る仕事の話ってのはやっぱりいいですね。

役作りの話の他は飼ってらっしゃる犬の事とか。
「やっぱり実家がいいのかな・・」
と淋しい思いをさせてる犬への気持が出てて、役作りの話をしてる時のサドっぽさとの違いは何なのか。
そういうギャップがたまらんです、ありがとうございますごちそうさまです。
子供の相手をしてやれない父親って風情で犬の事を語るのが、良い。

着てらした服については
「司教っぽい服が無いかと(クローゼットを)探したんですが無いんですよ。
 なのでこんなトートっぽい服になりました。」
との事でした。
何着ててもかっこいいよ、素敵だよ、もっと写真売って下さい。

ざっと思い出せるのはそのくらいかな。

ちゃんとレポートとか書く時間も根性も気力も無いのでメモ羅列でごみん。

宝塚観て来た

2014年3月1日 宝塚
花組見てきたー。

「ラスト・タイクーン」

明日海さんのブレーディがモンローとの関係を歌い出したときにべっくらしたのは私だけじゃないと思う。
映画を作りたいと言った少年モンローを雇ったのがブレーディ、だと・・・?
明日海ブレーディは蘭寿モンローよりもかなり年上って事ですよね。
見えない。
見えないよ!
美少年役もこなせそうな明日海さんと、どっしり安定感の蘭寿さんだよ。
単品なら明日海さんはナイスミドルに見えるし蘭寿さんは若造に見えるよ。
でも二人並んでるのに、明日海さんの役の方がはるか年上だなんて、見えないよおおおお。
あーびっくりした。

そんでブレーディは、ずっとモンローの背中を見てたと歌いあげるのです。
モンローの方が才能があって、良い映画をがんがん作るのをみてた、と。
ずっとモンローの背中をみてたって、切なげに苦しげに歌い上げてました。
ブレーディは自分こそが素晴らしい映画を作りたかったのにそれが出来ず、年下なのにそれが出来るモンローをずっと見ていたのですね。
匂い立つ愛憎。

この話、モンローって変だよね。
半年の余命で他に頼るものもない女に求婚って、誠意ないよね。
映画って半年で作れるの?
これから会社に逆らって映画作るぞって余命半年で言い出すのって仲間に対して誠意ないよね。
(まあ、お仲間も謎なんだけど。皆なんであそこでモンローと映画作ろうって流れになったんか3回観たけど実はよくわからない。)
二年前から姿見せない同僚への対応とか。
ずっと側にいる秘書への態度とか。
そもそも死んだ妻にしても、妻本人を愛してたのか、自分が作り上げた虚構の女優を愛してたのかもわからない。
あと、会いたい会いたいって一瞬あっただけの女を探して会いにいっておいて、人違いだからってあの態度も失礼すぎるし。
なんかヘン。

モンローが理解できないので、どうも見ていて居心地悪かったのですが・・・・・。

最後の方で、ブレーディが言ってくれます。
モンローの死後のブレーディの振り絞るようなこの台詞。
「お前のいないこの世界で」

お前のいないこの世界、と来たもんだよ!

お前のいないこの世界って!

もうさ、この台詞ってさ、どんだけブレーディの心の中でモンローの比重が大きかったんだって話じゃないですか。
モンローが存在しないだけで世界が違ってみえるほど、ブレーディの心はモンローにとらわれているわけですよ。
ブレーディはモンローに愛憎めらめらって事じゃないですか。

でもその割にモンローはブレーディを歯牙にかけてないじゃないですか。
こんなにブレーディはモンローに心とらわれてるのに!
俺を最初に天才って言ったのは誰?フフン。
てな感じで、もう「気にしてまっせーん」ていう態度出しまくってるじゃないですか。

ああ、でも、まって?

余命半年なのに求婚したり映画撮ろうとしたり、モンローって変だけどさ。

対ブレーディで考えればつじつまあいませんか?

以下妄想。

本当はモンローもブレーディに心とらわれてたと仮定。
でもモンローはそれを自覚すら出来てないから表に出ないって考えてみる。
そうすると、女に求婚したのは、ブレーディに向かう己の心を止めるためって思えませんか。(反論しないで)
完成する前に映画を作ろうとしたのは、死ぬ直前までブレーディの前に立ちふさがりたいからだと思えませんか。(心が腐ってたらそう思えるんだよ。心清らかな人はだまってて)

この話は男女ノラブストーリーとみせかけた、ブレーディとモンローとの愛憎劇だったんだよ!!!


って事で、私は決めつけてます。

ていうか、ブレーディからモンローへの愛憎はちゃんと歌詞と台詞に出てるから間違いないよね。


 ☆

「TAKARAZUKA ∞ 夢眩」

ショーは蜘蛛衣装の女の子がわらっと出てきて
「ああ、斎藤ショー・・・」
とか思ったんだけど、蜘蛛子ちゃん達は最初だけでしたね。
黒燕尾の場面あったり、斎藤色は薄めなんだねーって感じ。
いや、でも、タイトルは斎藤っっっって感じなので薄くもないのかな。
夢幻じゃいかんのですね。
夢に眩まないといかんのですね。
退団公演だから演出家の個性よりもいかにもな宝塚色を優先したのかな。
良かったですよ〜〜
大階段で黒燕尾やられると、宝塚ファンはたまらんよね〜〜〜〜




『春の雪』

2014年2月4日 宝塚
スカステ放送にて観賞。

すんごい良かった〜〜〜

明日海さんの清様は原作のイメージそのまんまでしたね。
若くて美しくて、自覚なく傲慢で、己の中の理想を振りかざして他者を見下し身勝手な正義のために自滅していく美しさ。

もう、このまんま明日海さんで豊穣の海全4作やって欲しいくらいだよ。
いや、3巻のエロ姫様に転成する話は宝塚じゃ絶対無理だろうけど。

2巻の理想に萌えて自刃する青年とか、4巻の野心たぎらせた腹黒い美少年とか、明日海さんで妄想してもだえるわ〜〜
滝の下で会おうって台詞を本多の腕の中で息絶えながら言うラストなんだもん、妄想しちゃうよね〜〜

4巻の聡子の台詞がラストに出て来て、演出家にとってはあの台詞はこの場面で出て問題ない解釈なのかー

最後までの話を知っててみてると、なるほどなるほどーって思っちゃいますが、何せ宝塚なもんで誰も彼もがうるわしくて、原作で邪推した腐女子心がただひたすらに裏付けされるるる。



最近宝塚までひょいひょい行く元気がないので、未見の舞台があるとうひょうひょ録画して見てます。
(そんで、視聴が録画に追いつかずHDDに貯まって行く)
この作品が上演されてたのが一年半前かー。
生舞台観ずにスカステばっかり見てると、どうもずれてしまうなー。
最近録画して観たスカステ放送の中では飛び抜けて良かった〜〜

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